ネパール産 角閃石入り水晶


ふっさふさ♪




ふさふさ系内包物

先日のけもけも、ふさふさ水晶に続いて第2弾。ガネーシュ・ヒマール産、ヒマラヤ水晶です。
大きさは2.5センチほどとミニサイズ……ですが。
中にはご覧の通りのふさふさ系内包物!

どうもファントムになっているようです。
色は白。根本はちょっと緑っぽいです。

さて、前回のふさふさ水晶では、いったいルチルなのか角閃石なのか悩みましたが、ここ、ガネーシュ・ヒマールでは角閃石の可能性が大
というのも、繰り返し言っているように、ガネーシュ・ヒマール産でこれはルチルでしょう! と太鼓判を押せる石を見たことがないからです。

内包物をよく見てみても、ふさふさとやわらかそうに見えていながら、しなやかというよりややぼそぼそした堅さを感じさせます。
こちらのルチルと比べてみてください。





ルチルは、同じ太さで、細いとしなやかに波打ちます。
比べてみると角閃石の方は、太さにムラがあり、比較的短く、しなやかさではルチルに劣ります。
よって、ガネーシュのふさふさは角閃石……と個人的に判断
少なくともルチルではないと思います。

今回の写真のふさふさ君は、分離単晶。
……ということは、一本一本にこんなふさふさが内包されたクラスターがあったりするかもしれないということ。
わくわくします。

あ、ついでにひとつ。
ガネーシュ・ヒマール産の水晶に対して「角閃石ルチル」という説明を見かけますが、これは、「ルチルのように見える角閃石」と脳内変換を。
角閃石とルチルとは全く別の鉱物で、両方が一緒に内包されているわけでもありません。

2007年7月27日、ブログ掲載
写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送