地球時間の目盛り ファントム水晶です。 4.5センチほどと程よい大きさのポリッシュ。 しかしながら、磨かれた石の真ん中に、ほぼ等間隔でファントムが重なるさまはなかなか♪ ファントムの形を見る限り、磨いてあるトップも元の結晶の形とさほど違いはないようです。 変な結晶も好きだけど、気合いの入ったスタンダードもやはり捨てがたい。 磨かれているということは、元の結晶は表面がきれいではないのかもしれないけれど、クラスターの一本一本に、こんなファントムが内包されていたら壮観でしょうね。 ファントムのでき方については、「水晶の成長がいったん止まり、表面に不純物が付着した後、ふたたび成長が始まって……」と説明されますが、いったい、こんなにほぼ等間隔にファントムが形成されるというのは、どういうことなのでしょう。 定期的に水晶の成長が止まったのでしょうか。 定期的に不純物混じりの熱水がやってきたのでしょうか。 あるいは、水晶がじわじわ大きくなっていくのではなくて、ちょうどファントム分だけ一気に成長していたりするのでしょうか。 もしも、水晶を成長させていた熱水の状態が、定期的に変化した痕跡だというのなら、このファントムは、その変化の目盛り。 かのナイル川の川岸には、水位を計測したナイロメーターという目盛りが刻まれているそうですが、ファントムの目盛りは地球時間。 ガイアメーターと呼んでみたくなります。 2007年8月28日、ブログ掲載 |
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