ブラジル産 レッド・ファントム

裏ファントム




ファントム・ミステリー

レッド・ファントムです。
いや、オレンジ・ファントムと言った方がいいかも。
写真の通りオレンジのくっきりファントムが何層にも重なっています。
赤というか赤黒いファントムは時折見かけますが、オレンジ系となると意外に少ないかも……?

見かけたとたん、このオレンジ具合(写真では鮮やかめに写っております)にクラクラ。
できれば未研磨原石派ですが、こればかりは磨いてあって正解。
未研磨ならば、よほど表面がきれいでなければ、この重なり具合は見えないでしょう。
根性で数えてみたら、12〜13層あるようす。
ファントムの形から見るに、研磨した形も原石状態にほぼ忠実だと思われます。
ときどき、いかにも削って作った、ファントムの形とは大幅にずれているものがあって、それはちょっと。

写真にも写っているように、ファントムとファントムの間は透明で、そのためにファントムが重なっている様子がよくわかるのですが、よくよく考えるとちょっと不思議。

成長したり、止まったり。

結晶していく間に、結晶の表面に不純物が沈殿したことによってできるのがファントム。
同じ色のファントムが重なっているということは、このオレンジ色の不純物が、ずっと水晶の周りにあったと考えられます。
だとしたら、なぜ、ファントムの間は透明なのでしょう。

「結晶の成長が一時止まったときに不純物が……」と説明されているのを見ますが、一般的に何万年もかけて成長するとされている水晶のこと、何万年が何千年でも、そんなに時間がかかるなら、その成長速度は止まっているのも同然の、ゆっくりしたもののはずです。
そのあいだ、オレンジ色の不純物がまわりにずっとあったなら、その不純物を取り込みながら、成長する……、つまり、ファントムではなく不純物をいっぱい含んだ、不透明水晶になってしまうのではないでしょうか。

そこでこんなことを考えてみました。
水晶の成長は一定ではなく、温度や圧力の変化によって、ある程度の分量が、一気に成長するのではないでしょうか。
写真の水晶で言えば、ファントムとファントムの間の部分が、不純物が沈殿する間もないほど一気に成長し、しばらくは成長が止まるか、ひどくゆっくりになり、また一気に成長するということをくりかえしたのではないか。

時間と水晶の大きさをグラフで表すならば、比例グラフの右肩上がりの一直線グラフではなく、階段状のグラフになるのではないかということです。

そう考えると、ファントムでき方がかなりうまく説明できるのですが……。

さて、話は「みがき」に戻ります。
この石には、磨いて正解と言いたい理由がもう一つ。
磨いてあることで見えるところがあるのです。
それは……



ファントムの裏側♪

2007年9月12日、ブログ掲載
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