そっくり! サツマイモをふかしたら、紫芋が混じっていました。 知らずに割って色にびっくり。 「あ、スギライト色!」 こんなところでも石好き病……(笑)。 今度は、本当のスギライト。 うわー、色が似てる。 『高貴な紫色』『世界三大ヒーリングストーン』……そんなきらびやかな名前が『紫芋そっくり石』では、一気に庶民感アップ。ついでにヘルシー感もアップ? こちらでも書きましたが、スギライトの和名は、日本人の名前にちなんで「杉石」。 最初に見つかったのは、ウグイス色っぽい緑色。 おいしそうな紫芋色……もとい、高貴な(?)ロイヤル・パープルの石ではありませんでした。 南アフリカのスギライトは、マンガンを含むことで紫色になっています。 鉱山の坑道崩落事故で見つかったそうですが、こんな紫色の石……というか岩がいきなり現れたら、びっくりするでしょうねえ……。 さて、タイトルのラヴライトは、紫のスギライトの別名です。 日本で見つかった、紫ではないスギライトが、IMA(国際鉱物学連合)によって認定される前に、ラヴライトの名前で売られていたのだそうです。 どうやら、ラベンダーを語源に持つらしいラヴライトは、当然、紫色の石だからこそ、付けられた名前です。 しかし、最初に発見され、新種の鉱物として認められた日本の杉石は、うぐいす色。 「ラヴライトはスギライトの別名です」といってしまうと、ちょっぴり誤解が生じそうです。 改めて。 ラヴライトは「紫色の」スギライトの別名です。 そういうことになりませんか? ちょっとこだわってみました。 2007年10月4日、ブログ掲載 |
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