見えそうで見えない ヒマラヤ水晶です。ネパール、ガネーシュ・ヒマール産です。 先端部に灰色っぽいクローライトがまぶされ、表面が磨りガラス状になったワイルド系ガネーシュ。 そして、実はファントムです。 もちろん、ガネーシュ・ヒマール産ヒマラヤ水晶にもファントムがあります。 やや数は少なめではありますが、見たことがないほど珍しいものではないと思います。 ただし、この石のファントムは、ちょっと面白いです。 ファントムはファントムですが、一度「ファントムだ」と思ったのに、少し角度を変えてみたら「あれ? ファントムじゃなかったっけ?」 表面が磨りガラス状であるため、見にくいせいもありますが、通常のファントムのように、かつての結晶の表面に不純物が付着したためにファントムが作られたのではないようにも見えます。 見る角度によって見えたり見えなかったり、これぞ、ファントム(幻影)らしいファントム。 もちろん、写真にも写ってくれません(笑)。 ブラジル産などでは、ファントムを綺麗に見せるために表面が磨かれている物が多くあります。 私も、できれば原石派ですが、内部が綺麗に見えるなら、磨きも有りだと思います。 しかし、この水晶は表面を綺麗に磨いてしまったら、逆にファントムが見えなくなってしまうのではないか。 そんな感じもしています。 くっきり綺麗ファントムもいいけれど、見えそうで見えない、ファントムもいいかも〜。 2007年10月16日、ブログ掲載 |
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