ブラジル産 アメトリン

黄色と紫の不可解な同居




ブラジルにも?

アメジストとシトリンが混じった水晶があります。
世界中でボリビアでしか採れないのだという情報がある一方、ブラジルでも採れるという話を石屋さんから聞いたり、(ボリビアとの国境沿いなら、あるかも……)中国産のアメトリンを紹介しているブログがあったりします。

とりあえず、シトリン+アメジストでアメトリン。

石仲間の桃猫さんちのアメトリンは、こっくりと色が濃くて、極上のカクテルを思わせる色合いですが、我が家のアメトリンは、やや色が浅め。

しかも、シトリン部分の周りに色が淡い、いわゆるラベンダー・アメジストの部分があって、さらにその外側にもうちょっと色が濃いアメジストの部分がある感じで、3色に分かれて見えます。
方向によっては、かなりかっちりと色別れしてるんですが、アメトリンって、こんなものなんでしょうか……?
たしか、この石を買ったのは、ブラジル産の石しか扱っていないお店だったので、ブラジル産のはず……。


アメトリンは、輪切りにすると図のようにアメジストの部分とシトリンの部分が色分けされたようになっているらしいのですが、今回の写真の石や、桃猫さんちのアメトリン、希に見かける原石のものは、どうも、そのようには見えません。

そもそも、アメジストもシトリンも、発色の原因は水晶の成分である二酸化珪素の一部が鉄(イオン)に置き換わり、電子の具合に変化がおきたために、特定の光を吸収する仕組みができ(カラーセンター)、色が付いているように見えているのだそうです。
なぜ、色が違うかというと、アメジストの場合は、天然の放射線を浴びているためだというのですが、アメトリンでは、なぜ、一つの結晶の中に放射線を浴びたための色(紫)とそうではない色(黄色)が同居するのでしょう。

いろいろ説明を探してみましたが、専門用語がずらずらの難しい説明ばかりで、ちっとも理解できません。
元はといえば理系とは縁のない身、専門的に勉強したわけではないので、専門用語、専門知識は、まだまだ敷居が高いです……。

2007年10月18日、ブログ掲載
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