ロシア産 水晶

光で見る目




ダルネゴルスク石がグラム売り!?

IMAGE2007戦利品。
ロシアの水晶が、まさか量り売り!? と騒いで買ったうちの一つ。
ミネラルショーともなれば、ところによっては、値段は重さで付けられていることがあり、だからこそ、質の割にお手頃な値段で手に入れることができるわけですが、それでもロシアの水晶が値札もなく「グラムいくら」の表示で売られているのは初めて見ました、私。

この見かけならばダルネゴルスク産だろうな、と思いながら「産地は?」と聞いてみると、「沿海州というところまでしかわかりません」とのお返事。
ダルネゴルスクは、ロシア沿海州にあるのでたぶん間違いありませんが、せっかく教えていただいたので、沿海州(Primorye)と表示します。

さて、写真の水晶は、おおざっぱに言えばDT(両錐)の水晶が数本、縦横無尽にくっついたもの。
もっと詳しく見ると、それぞれの結晶の両端は、まるでそろばん型水晶をくっつけたようになっています。
ベータクォーツと言った方がわかるかもしれませんが、ダルネゴルスクのそろばん型水晶は本来の高温型水晶(ベータクォーツ)ではないそうなので、ここでは単に「そろばん型水晶」とします。

柱面はでこぼこ、ざらざらしていますが、これもよく見ると全体がそろばん型水晶の集まりであるからのように思われます。
そろばん型水晶があつまって棒状の結晶を造り、それがさらに縦横無尽にくっつくとは。
さすが、ロシア水晶! へんてこです!
(注:褒めてます)

実物は、ちょっとくすんだ半透明の白い水晶ですが、光に透かせばこの通り、繊細な陰影で形を浮かび上がらせてくれました。

実を言うと、ミネラルショーの会場というのは、特別に照明を持ち込んで飾り付けに気合いを入れるのでなければ、照明はおおざっぱで、「石をきれいに見せて売る」という場所ではありません。
きれいにライトアップしているところは、ヒーリング系であったり、一つ一つセレクトした石を並べるお店なので、値段もそれなり。
それよりも私は隅っこを「掘る」店を探します。

つまり、ミネラルショーの会場では、大きな石も意外に小さく見えるし、(そのために買って帰ると意外に大きくてびっくりする)その場の見栄えの悪さに見過ごす可能性も多いのです。

しかし、「店の隅っこ万歳」派の私としては、ロシア水晶で、しかも破格の量り売りを見つけて、見過ごすはずがありません。
会場ではくすんで地味に見えていても、
「こいつはバケる」
……と、すでに頭は撮影モード(笑)。

これならきれいに透けてくれるはず。
こちらから光を当てたら、きっとすてきな表情を見せてくれるはず。
時には「写真に撮りにくそう……」とわかっていて買う場合もありますが、多くはカメラを向けたときに石が見せてくれるであろう、すてきな表情を、ついつい想像してしまいます。

石はきれい。石は不思議。
そしてどうやら私の目には、石撮りカメラのレンズも内蔵されているようです。

2007年10月23日、ブログ掲載
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