初・バライト バライトです。 和名は重晶石。こんなにはかなげな色で光に透ける石なのに、和名の通りにずっしり重い鉱物です。 バライトは、色も、結晶の形も種類豊富で、バライトだけをコレクションする人もいるそうですが、我が家のバライトは、たぶんこれ一つ。 たぶんというのは同じ石に対して、バライトとアポフィライトの2つの説がある石があるからです。 色と形がきれいというのは、石好きに対しては高ポイントですが、モース硬度が3〜3.5と、カルサイト並みに柔らかいのはちょっと残念。 水晶やカルサイト、フローライトほどには見かける機会もないので、そういう点で我が家では少数派になってしまうようです。 さて、私がこのバライトを買ったのは、 一にも二にも「青くてきれいだったから」。 どっちかというとバライトだからというより、青くてきれいな石だから買っちゃった、というのが真相です。 この青の色の原因は、銅。 産地はコンゴ。 コンゴで、銅。 コンゴといえばマラカイトの産地。 マラカイトは銅の鉱物。 なるほど、なるほど。 単純なことですが、銅をキーワードにちゃんと産地とつながったので、思わず納得、感心。 最後に。バライトの綴りは「Barite]で覚えていたのですが、調べていたら「Baryte」もあるようです。 2007年10月26日、ブログ掲載 |
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