やっぱりソーダライトだった I タンブルです。
売っていたときの名前は、「アフリカン・ソーダライト」。 しかし、確かに濃い青い石ではあるものの、普通見かけるソーダライトとは模様も違うし、パイライトらしき金属光沢の鉱物も混じっています。 こんなパイライトは見かけたことがないぞ。 もしかして、「インド翡翠」のように、ソーダライトに似た(似てないけど)石に付けられたフォルス・ネームだったりして……などと考えていました。 でも、フォルス・ネームを付けられるのは、まねされた石の方が高価で、その名前を付けることで売る方が得をすると考えられる場合でしょう。 ソーダライトが、それほど高価な石とも思えません。 そう思っていたところで、ある石を見つけました。 ネットショップで、すでに売れてしまった石でしたが、掲載されていた写真(ぶっかき風原石)が、どうやら写真のタンブルと同じ仲間のように見えました。 濃い青と白と赤茶色が混じり、金属光沢の石も混じっているようです。 説明では、ナミビア産で、ソーダライトと石英が混じった石だとのことでした。 ナミビアならばアフリカです。 石英と混じっているとはいえ、ソーダライトも含まれていて、色合いから言えば主成分と言えそうですから、アフリカン・ソーダライトといってもおかしくはない。 そういうことか! と、ちょっとすっきりしたところで気になったのが、名前です。 ネットで見かけた(たぶん)同じ種類の石は、スウォロー・ストーンと書かれていました。 ネットの説明では、綴りまで書かれていなかったので、「スウォロー」についてもちょっと調べてみました。 推測ですがつづりは「swirl」ではないかと思います。 意味は「(水・空気・煙などが) 渦を巻く」。 写真のタンブルでは小さくてわかりませんが、大きめの原石では、 青、白、赤茶色の混ざり具合が、なるほど流れて渦を巻く流水のようです。 2007年11月16日、ブログ掲載 |
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