ナイスなタイトル 今回のナイスなタイトルは、石の師匠とも仰ぐ、いつもお世話になっている方からいただきました。 最初は「極北の〜」だったのですけれど、産地がダルネゴルスクなので、「極東」とさせていただきます。 ロシアはダルネゴルスクの緑水晶です。 2005年の新宿ショーの戦利品のひとつです。 初日、真っ先に駆けつけたおなじみのブースで一度はチョイスしたのですけれど、その後、ちょっと大ぶりな石に目移りして、一度は棚に戻したのですが、 「これ、いいんじゃない?」 という他の石好きさんのお言葉に 「そぉ?」 と、ころりと乗せられ、追加で買ってしまった、まさに私が懲りない石好き、特にロシア石好きであることを証明するような石であります。 さすがダルネゴルスク! 大きく写っていますが、実際の大きさは長さ5.5センチ、太さはちょうど1センチほど。 深緑と言うよりは、若干褐色がかったカーキ色。表面はややマットです。 ダルネゴルスク産の水晶といえば、「これ……水晶?」と疑いたくなるほどの個性的な形が特徴ですが、この石は素直にまっすぐ六角柱。 ポイント部分は6つの面がきれいに1点に集まるジェネレーター型。 もう片方も不完全ながらポイントになっていて、ほぼDT。 ですが、やはりロシア産。しかもダルネゴルスク。 ちゃぁんとひねりが入っております。 写真にも写っておりますように、ショール(黒いトルマリン)とおぼしき結晶がざくざく刺さってます。 一部は結晶表面にくっついていますが、大部分は結晶の中。 あちこちいろんなところから先端が顔を出し、そのさまは、まるでごま付き芋けんぴ。 しかも光に透かすとなんとか半透明に透けて、ランダムに刺さったショールのようすを見ることができます。 シックな色合い。端正に整った形。ちょうど小指ほどの小さな石なのに、存在感抜群! しかも内部ではショールのアクロバット。 もろ好みです♪ (2005年6月9日、ブログ掲載) |
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