へんてこりん水晶のメッカ ダルネゴルスク産のソロバン型水晶付きクラスターです。 ソロバン型水晶のクラスターが欲しいなあ……と、探していたところ、予想を超えるこんなクラスターをゲットすることができました。 もう、満足、満足! 思い描いていたのはソロバン型水晶がくっつき合ったクラスターでしたが、これはわずかに透明感のある緑色の鉱物が放射状に結晶した上にソロバン型水晶がちりばめられています。 大きさもばっちり手のひらすっぽりのKUROサイズ。 光の具合を微調整し、ベストショットを選んでみると、なにやら別世界の光景のように見えてきます。 こんな石が採れた晶洞を見てみたい……! 緑色の鉱物は この緑の鉱物については、お店の人にうかがったところ、ダルネゴルスクの緑水晶の色の原因であるヘデンベルガイト(ヘデンバーガイト/灰鉄輝石)ではないかと思う、とのことでした。 ネットでも調べてみましたが、同じような結晶は見つかりませんでした。 ところで、このヘデンベルガイト、意外な石と親戚でした。 ダイオプサイト(透輝石)です。 シルバーアクセサリーなどで時々見かける、黒いカボションに「×」のスターが浮き出る、「ブラックスター」などと呼ばれている石も、ダイオプサイトのひとつだそうです。 このダイオプサイトのマグネシウムが鉄に変わるとヘデンベルガイトになるそうです。 私のところの石は、「手のひらサイズ希望」の自己ルールのため、クラスターが少なめ(……でもないか?)なのですが、こと大型クラスターについては、ロシア度が高いかもしれません。 「情報公開」のメリット 「どうやってこんな石を見つけてくるの」 とよく言われるのですが、それはもう、お店の隅を徹底探索。 そして、知り合いの石好きさんや顔見知りのお店の方に「こんな石が好き(欲しい)」とアピールしておくことでしょうか。 「KUROさん好みの石を見つけたよ」 「こっちの方が面白い(珍しい)んじゃない?」 ……と教えていただけることがあるのです。 何を隠そう、この石を買ったお店(ブース)でもショーのたびに 「ロシアものが好き」 「変わった水晶が好き」 「珍しいものに弱い」 とアピールしていました。 その甲斐あってか、ソロバン型水晶のクラスターを手にとって眺めていたら、 「こっちの方が面白いわよ」 と勧めて下さったのです。 大感謝! (2005年6月22日、ブログ掲載) |
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