不透明なのに輝くような 新宿ショーの戦利品というより「捕獲品」。珍しく作成したリストに挙げていた探索予定品です。 ラピスラズリは以前に登場していますが、最初のラピスがアフガニスタン産だったのに対し、今度はロシア産です。 私の身の回りでは、通称「シベリアン・ラピス」と呼ばれているようですが、お店のおじさんは「Ural」。 鉱山名からしてダルネゴルスクであることが確実な石が、「East Siberia」と書かれていたので、大きく見ればウラルもシベリアなんでしょうか。 アフガン・ラピスが、ほぼ均一な色味の深い青だったのに対し、ロシアン・ラピスはやや明るい色味。 よく見ると、ドロマイトの白い部分に近い方が濃く、青い部分の真ん中にいくにしたがって明るくなる色合いのおかげで、不透明な石であるにもかかわらず、写真に撮ると中から輝いているように写るのです。 ラピスは白い部分が少なく、色が濃く、均一な色味のものが高品質であると言われていますが、私は、ロシアン・ラピスの色味もきれいだと思います。 この、内から輝くような青い色からは、なぜか星を……雪原の上にまたたく青い星を連想してしまいます。 地中深くで生まれる石も、地表の環境や風景を反映していることがあるように思えるのは、気のせいでしょうか。 (2005年6月18日、ブログ掲載) |
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