マダガスカル産 フローライト入り水晶(ポリッシュ)

見える、見えない。





太っ腹!

ちょっと前にマダガスカル産のフローライト入り水晶をご紹介しましたが、今回はそのポリッシュです。
以前の雑記で書いたとおり、原石と磨きを並べられたら、まず原石に手を伸ばすのですが、この石は、気前の良さにしてやられました。
このフローライトの数!
大きさは磨きよりも一回り二回り大きいのですが、それにしてもこの多さ。

かの産地の水晶は内部の透明感が高いけれど、表面が磨りガラスのようなので内部がよく見えないとご紹介しましたが、これを見れば、透明度の高さがおわかりいただけるでしょう。

フローライトの色は、原石の方にくらべて淡いタイプになるようです。
このフローライトの数で原石ならば、と思わないでもありませんが、色が淡いだけに、表面の不透明度が低かったのであれば、磨いて正解だった……かも。(でも原石状態に未練アリ)

実は……、

透明であるだけに、フローライトがなくなってしまって、空洞になっている場所も目立ちます。
ひとつ茶色く見えているのは、そこに土か何かがはいっているからのように見えます。
結晶の右上あたりの、白くもやもやと見えているのが空洞ですが、よーく見ていくと、その中にはほとんど無色のフローライトが、実は入っている……というものも確認できます。

……とまあ、水晶の中のフローライトがまるで泡のように見えるせいでしょうか。
炭酸飲料を飲みながら、ルーペ片手に眺めていたくなります。

(2005年7月29日、ブログ掲載)
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