ネパール産 母岩付ルチル角閃石(orドラバイト)入りヒマラヤ水晶

母岩付の魅力




ヒマラヤ熱、再燃

2005年8月20日時点で、すでに何回めになるのか忘れてしまったヒマラヤ水晶症候群のさなかにおります。
以前は、ヒマラヤ水晶に出会うことも希で、症状が(つまり、ヒマラヤ水晶欲しい〜!という気分の高まりが)ぶり返すごとに石屋さんをさまよい歩いていましたが、最近では、常時ヒマラヤ水晶を置いているお店を見つけ、時には「今日は見るだけ」などと、ややおちついたヒマラヤ水晶ライフでした。

ところが。

どんなときにも伏兵はいるものです。
某石屋さんで、時ならぬヒマラヤ水晶大量入荷がありました。
かねてより、入荷する石のグレードには定評のあったお店なので、そこに足を運ぶということは、まさしく「飛んで火に入る夏の虫」。ただで済むわけがありません。
結果……撃沈しました。
9月には、石イベントの「IMAGE2005」があるというのに。ああ。
口では嘆きながら、顔は笑顔で買ってしまった石のひとつがこれ。
クローライト&ルチル角閃石(or ドラバイト)入り、そして母岩付き。
4センチくらいの小ぶりな石とはいえ、これだけそろって1000円はお得!
特に母岩付きというのがたまりません。

母岩付のメリット・デメリット。

というのも、もちろん石そのもののグレードも値段を左右しますが、ヒマラヤ水晶の仕入れの段階では、時として重さでいくら……という場合も多いらしいのです。
また、母岩付きとなると、クラスターであることが多いため、その点でもややお値段が高めになってしまうのが、母岩付きの宿命です。

ところがこの石は、小さい&1本独立の結晶の母岩付き。
しかも母岩がまるで軽石のような風合いであるために軽いのです。
おかげで、ぜいたくな内包物と端正な結晶がヒマラヤの大地に生えていた様子を、心おきなく楽しめる一品となりました。

しかし……水晶はたいていクラスターの状態で産出すると思っていたのですが、こんな風に1本というのもあるのですね。
しかも、水晶の内部の部分にだけルチル角閃石(orドラバイト)が生えているというのもちょっと不思議。
最初にルチル角閃石(orドラバイト)があったために、水晶が結晶しやすかったのでしょうか。

(2005年8月20日、ブログ掲載)
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