最大ヒマラヤン 重さ660g、長さ(一番長いところ)16cm。我が家のヒマラヤ水晶の中で文句なく一番デカいヤツ。 いつもの写真は、ものすごく拡大されてますが、これはほとんど実物大です。 産地はガネーシュ・ヒマールですが、これまで見たことがあるガネーシュ・ヒマールとはちょっと違った 色合いと質感を持っています。 実は実はこの石、お店の棚でみかけたときは、「いくら大きくたって、こんなに濁っているんじゃあ……」と思っていたのです。 しかし、何の気なしに……というか、一応確認程度の気持ちで手に取ってみたら……。 脳天ショック! イイ。 なんだか、とってもイイ。 濁って見えていたのは光の加減で、透明度はなかなかのもの。 確かに表面が曇ってつや消しなのですが、よくある、磨りガラス風つや消しではなく、何かに薄くコーティングされているかのような不思議な風合いなのです。 おかげでどこかジラソルにも似た、光のにじみを感じます。 裾広がりの形も相まって、雲の隙間から差し込む光の帯のようでもあります。 そして、もう一つ私の心を捕えたのは、そのディティール。 大地が精緻に鑿をふるってつくりあげたような、みごとなカテドラルなのです。 |
巨大聖堂 写真のように複雑な面をつくっているところがあるかと思えば、レリーフ(浮き彫り)のようになっているところもあり、つや消しのちょっとスモーキーがかって見える色合いが、それらの形を引き立てています。 手にしたとたんに惚れ込み、手放せなくなってしまったものの、ネックはその大きさ。いや、重さ。そのお店は量り売りなのです。 測っていただいた重さからはじき出されたお値段は……(泣)。 それでもあきらめきれずねばって、大変おまけしていただきました。 ありがとうございました! ……それでも。清水どころか都庁ダイブなお買い物でした。 “銘”をつける これほどまでに惚れ込んだ石なので、あだ名ならぬ“銘”をつけてみたいと思います。 「Master of the Leading Star」……と。 これは、当サイトの名前「虚空座標(Void Mark)」をとったのと同じSF小説からいただきました。 この小説では、錬金術で宇宙船が宇宙を飛びます。 なので、普通のSFならばワープ航法で飛び込む異次元が「煉獄」と呼ばれ、そのなかで目的地へ向かうための目印となるのが「虚空座標(Void Mark)」なのです。 この世ならぬ空間の目印、というイメージが、石を通じて心の中の新たな部分に記していく足跡……という意味合いに重なるような気がしてサイトの名前につけたのです。 そして、同じ作中で「虚空座標」を利用して宇宙を航行する方法を体系化したのが、Master of the Leading Starという名前のギルドだと言うことになっています。 心の中の座標に「虚空座標」の名前を与えるならば、心惹かれるこの石に、Master of the Leading Star(主星の長)という名前を付けることは、ちょっと意味のあることではないでしょうか。 (2005年8月26日、ブログ掲載) |
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