奈良県産 レインボー・ガーネット

虹は立体的だった




魅惑の虹、再び。

以前レインボーガーネットを登場させましたが、このたび別の結晶で再トライ。
……といいますのも、最初に登場したレインボーガーネットはその小ささ故にピントがあわせにくく、ピンぼけと手ぶれを相手に奮闘したものの、虹そのものを捕えるのは、さほど難しくはなかったのです。

ところがその後、石屋さんとお話していると、WEBに乗せたくても、なかなか虹が撮れなくて……と苦戦していらっしゃる様子。
それも、私のように小さいから……いうだけでなく目で見えている虹がカメラで見えないとか、虹そのものを捕えるのが大変だ、というお話なのです。

そうかなー……と、お話を伺ったお店で手に入れた、透明感が美しいレインボーガーネットにカメラを向けてみました。

なるほど!

思わずうなりました。
これは、難物です。
美しく感じた透明感が、難しさの原因でした。
一つ目のレインボーガーネットは、どうやら結晶の表面近くで虹が出ていたようです。
ところが二つ目の石には、透明感がありました。そのため、虹が幾重にも重なって立体的に見えているのです。
小さいためにただでさえピントが合いにくいのに、それが立体的になれば、ますますピントが合いにくくなります。
また、立体的であることで、虹の色が重なり合い、思ったように虹野色として捕えることができません。

むむむむ……。

しかし、透明感のある虹の色は、美しい!
最初の石が、表面に虹が出ていたために、本当に磨いても虹が出るのかどうか不思議でしたが、二つ目の石であればわかります。
石の形を見せつつ虹を写すのは……ギブアップです。


2005年9月2日、ブログ掲載
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