おいしそう マダガスカル産の水晶です。 「タンジェリン」とか「キャラメルクォーツ」と呼ばれているようです。 ただ、個人的に「タンジェリン」というのは、酸化鉄で表面がオレンジ色に染まった水晶だと思っているので、これは「キャラメル・クォーツ」の一種と言うことにしておきたいと思います。 なぜ、「……の一種」かというと、キャラメルクォーツは、名前の通り、結晶の大部分が不透明〜半透明で、薄茶色……ミルクティーやキャラメルのような色合いのものが多いからです。 しかし、写真の石は、大半が白。 部分的にオレンジと赤が、にじんだように入っています。 しかも、色は均一ではなく、中心部は透明度が高く、色が濃い部分はほぼ不透明。 白いと言ってもミルキー・クォーツの白ではなく、何かのインクルージョンによる色合いのようです。 正統派(?)キャラメルクォーツは、リモナイトやヘマタイトの細かい結晶が入っているのだと言われていますが、この色合いは、ルチル入りと言われたアフガニスタン産水晶に似ているので、ルチル……ではなくアンフィボール(角閃石)も関係しているように思います。 それにしても、マダガスカルの水晶は、妙にハデなのが多いような気がします。 明るくて、伸びやかで、そして派手。 今回の石なんか、まるで杏仁豆腐カラーです。 2005年9月9日ブログ掲載 |
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