ネパール産 ヒマラヤ水晶
見えるぞ、見えるぞ
「……」が似合う、妙な石。 一見、らしくありませんが、ガネーシュ・ヒマール産の水晶です。 ぶっかき氷のようにも見えますが、割れているのではなくてこういう形に結晶しています。 斜めにばっさりひびが入っているようにも見えますが、くっついてます。 色は白濁し、形はぶっかき氷風の塊からぴょこんと小さな結晶が突きだした、ご覧の通りの何とも言えない妙な形。 「美しい」というにも難があり、「変」というにも、なんとも説明の付けようがない、「…………」という三点リーダーが似合う石。 だけれども、なんとなーく気になって家に連れ帰ってしまったのです。 売り出し現場にて ところで、ちょっと面白いエピソードがあります。 この石は今年(2005年)に年初めてヒマラヤ水晶を大量入荷した某店で買いました。 発売日にはかなりの人が来店し、それぞれの観点で心惹かれる石をチョイスし、籠に入れていました。 籠に入れれば一応キープということで、ひとわたり石を見て手元にキープすると、今度はお互いの石を見比べあったりするわけです。 そんなとき、顔見知りの石好きさんがこの石を見て一言。 「袈裟を着たお坊さんが見える」 お坊さん? レムリアンシードには、レムリア人の魂が入っていたりするそうだから、この石にはネパールのお坊さんの魂がはいっていたりするのかしらん? だったら、私には見えないなー……などと、そのときは考えていたのですが。 撮ってみたら! 家に帰り、例によって撮影です。 ちょっと厳しく言えば、見栄えのしない冴えない石のはずが、見ようによっては案外カッコイイかも(上の写真)などと、いろいろな角度にひねくりまわし、カメラを向けて撮った写真をパソコンで補正していたら……。 「見える!」 確かに、人の姿に見える。 これはオドロキ! そのオドロキを以下のように表してみました |
どうでしょう! 肩越しにこちらを振り向いた人の姿に見えませんか? 振り向いた顔の表情までも見えてます。(わかりやすく線を入れてみました) いったん見えるとなると、違う角度でも人の姿に見えてきます。 上の写真は、画面右方向を向いて、胸の前で合掌している人を、やや後ろから見た感じ……に見えるんですが。 |
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