ロシア産 スタウロライト


石の中の十字架





その通りのお名前

スタウロライトです。
和名は十字石。
この形を見れば、この和名に疑問を覚える人はいないでしょう。
以前、WEBショップでやはり、十字の模様が出る「キャストライト(空晶石)という石を「スタウロライト」としていたケースを見かけましたが、こちらが正しいスタウロライトです。

まさしく十字架。もちろん、天然の形です。
ただし、一つの結晶ではなく、2つの結晶が交わりあった「双晶」という結晶で、写真のような90度で交わった形の他にも、60度の角度で交わった「×」のような形や、3つの結晶が交わった「*」のような形、もちろん、1本きりのものもあります。
雲母が固まったような比較的もろい母岩に埋もれているので、母岩が先に風化して結晶だけが分離していることもあり、十字軍の兵士がお守りにしていたという話もあります。

体を表すのもなかなか大変

私は、「十字架ならクロスなのに、なぜ、スタウロライトなんだろう?」と首をかしげていたのですが、スタウロライトの名前は「スタウロス」という言葉にちなんでいます。
これは、古代ギリシャ語のことばです。
ところが、ギリシャ語の「スタウロス」は、「杭」や「棒」を意味する言葉であったことから、「キリストが磔にされたのは、十字架ではなかった」とする説もあり、ちょっとややこしいのですが、この石の名前としては「十字架」の意味で用いられているようです。
ともあれ、このネーミングには、自然の造形に対する、驚きと畏敬が込められているように思えませんか?

写真の石は、母岩のバランスはいまいちですが、結晶そのものの形……長さと太さのバランスがいいのが気に入っています。
写っている他にも結晶がくっつているのも、ちょっとお得。
ただ、ちゃんと十字架になっているのはひとつだけです。
どうやら、スタウロライトが名前の通りのかたちになるのは、なかなか大変なようです。




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