インド産 トルマリン入り水晶エッグ

心が綴る言葉





おそろいでゲット!

2005年池袋ショー戦利品第2弾。ごんぶとショール入り水晶のエッグです。
気合いを入れて写真を撮ったら、キラキラ度&透明度が3割り増しに写ってしまいました。
実物は、白濁した寒天に刻み海苔を混ぜた……と想像していただけると近いです。

このエッグを買うにあたっては、ちょっと前置きがあります。
実は、会場でお会いした知り合いの石好きさんが、黒トルマリン入りの、とてもかっこいいエッグを見せて下さったのです。
「カッコイイ!」
と、見ほれていると、
「まだ仲間があったよ」
というお言葉。
さっそくそのお店を教えていただき、写真の石を無事捕獲したのでした。
許可をいただいたので、二つの石の写真を並べてみました。





似てる? 似てない?

左が私がかった石。右が見せていただいた石です。
右の写真は、会場で撮らせていただいたもので、見た目は二つとも右の写真に近い……いや、もうちょっと黒く見えるかも知れません。
でも、右の石のかっこよさはおわかりいただけるでしょう!

太いトルマリンの針(……というか、「刻み海苔」風)が、垂直に林立していて、まるで、水墨画の世界。
石のトリミングはばっちりです。
大して私の買った方は、形はややとんがり気味の「海鳥系」卵形。
(海岸の崖に卵を産む海鳥の卵は、転がって墜ちてしまわないよう、とんがり型なのです)
中のトルマリンは斜めで、方向もやや不揃いで、細い枝葉も混じっている感じです。
とはいえ、これは同じ産地の、おそらく同じ石からけずり出された兄弟石であると見てよいでしょう。

兄弟石をパワーで見ると

さて、ミネラルショーでは、いろいろな石好きさんにお会いできるのが楽しみの一つ。
今回お会いした石好きさんのなかに、「石のパワー」がわかる方がいらっしゃいました。

その方も、右の石に目を留められました。手に取り、目を閉じてパワーを感じ取ることしばし。
「うん、なんだか上に抜けていくような感じだね」
なるほど。垂直に林立するトルマリンが、いかにもそういう感じです。

そのとき私は閃きました。
兄弟石だけど、トルマリンの入り方が違う私の石はどうだろう?
すかさず、「こっちも見て下さい〜!」と、握っていただいたところ……
「これは下に来るね。グラウディングにむいてる」
兄弟石なのに、パワーが違う!

いわゆるパワーストーンでは、この石の効能はこれ、というように産地も細かな差異も無視して、種類ごとに効能が説明されていますが、実際は、石ひとつひとつで違うのでしょうか。

私に石のパワーがわかるなら、普通のオパールと、もとは木だったオパライズウッドはどうなのか、とかヒマラヤ水晶で緑泥入りと透明なのではどう違うかとか、いろいろ握って検証しまくっていることでしょう。
それより何より、石のパワーを感じるというのは、どのような感覚なのでしょう。

しつこく繰り返してしまいますが、私は石のパワーに鈍いです。
そのおかげで石屋さんをハシゴしても平気です。

そのイメージはどこからくるか

そんな私ですが、その石を見た印象を言葉にすることはできます。
たとえば、先日の緑泥入りヒマラヤ水晶は、重な留ワイルドな結晶の具合から、「龍の眷属」と形容しました。ヒマラヤ山脈という、巨大な龍脈のほんの一端……というイメージです。

このような形容は、知らずに読むと、いわゆる「石のリーディング」と区別が付かないことがあります。
でも、私が書いているのはあくまでも「形容」であって「リーディング」ではありません。
しかし、その「形容」と「リーディング」が一部重なっているように思われるだけあって、「リーディング」にも、石の見た目のイメージが何らかの影響を及ぼしているように思えます。

石のパワーと「リーディング」をごちゃごちゃにしてしまいましたが、要するに「石の何か」を感じることと、石の印象を言葉にする(写真にすることを含む)ことは、どこらへんまで同じで、どのあたりが違っているのだろう?

私には見えない石の世界を、想像してしまった一幕でした。

2005年12月21日、ブログ掲載

写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。


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