ロシア産 セプター・クォーツ
複合セプター!
黒の上に白 ロシアはウラル山脈プイバの水晶です。長さは4センチほどなのですが、ちょっと複雑なセプターです。 軸になっているのは、濃いスモーキー。普段目にするのは軸がクリア(白)、上にスモーキーが結晶したのが多いですから、この時点ですでに変わった水晶といえます。 しかも、この軸のスモーキー、先端部分がうっすらアメシスト。 その上……というか、先端部分からわずかにずれて、柱面の一部に流れるように、あたたかみのある白い水晶が結晶しています。 この結晶の部分も、エレスチャルのようにも、小さなDTがいくつもくっつき会ったようにも見える複雑な形。 小ぶりなくせに、一通り説明するとなると、ちょっと気合いを入れなければならない水晶です。 これは、根本が折れている、分離結晶ですが、こんな水晶のクラスターがあるなら、ぜひとも見てみたい! なんとまあ、環境が激動する中で育った水晶なのでしょう。 かなり北極に近い? さて、プイバは鉱山の名前だそうです。場所はどこらへんかと言いますと、南北に延びるウラル山脈のかなり北にあります。 ウラル山脈は、4つにエリア分けされていて、南から、サウス・ウラル、ミッド・ウラル、ノース・ウラル、ポーラー・ウラルとなっているそうです。 プイバはポーラー・ウラルのエリアにあり、最近時々耳にするドド(Dodo)鉱山とは山稜をはさんで10キロほどしか離れていないのだとか。 ポーラーという名前が示すように、北極圏に近い、寒い土地の水晶なのです。 ちなみに、ロシアン・レムリアンが採掘されるブルーエンジェル鉱山は、サウス・ウラルに属します。 ※ウラル山脈のエリアわけにはいくつか説があります。 ネットで資料を見つけて作ってみましたが、それによるとエリア分けは5つ。プイバは北から2番目のエリアになるようです。 2006年1月13日、ブログ掲載 |
写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||