実は見た目に惹かれて メキシコ産の白い水晶です。 これは、まだメテオラ・クォーツを持っていなかった頃に買ったもので、「うわー、なんだかメテオラっぽい」……という容姿に引かれて買ってしまった石です。 いったいどのあたりがメテオラっぽいかといいますと、 ●水晶っぽくないとんがりな形 ●白いミルキーっぽさ ●細かい結晶が集まったような鱗状の輝き ……と、ほぼ全体が、なんだかメテオラ。 もちろん、メテオラ・クォーツはアメリカはコロラド州のOuray郡の限られたポケットから産出する水晶のことですので、メキシコ産のこの水晶はメテオラではあり得ません。 ハリネズミ? しかし、メテオラ・クォーツにまつわる隕石クレーター云々という話が「伝説」であり、その特徴的なテクスチャが、どうやら石灰岩質の地層と関係があることを考えると、この水晶も似たような環境で成長したのではないかと思われます。 ただし、メキシコ産でこの手の水晶は他に見たことがないので、はっきりしたことは言えませんが。 そして、これは確かにメテオラでしょうという石が手元に来た今も、この石の魅力は減っていません。 鱗のような質感に、小さな結晶がモコモコ付いた感じが、ハリネズミのようにも見えます。 私だけでなく、もう一人の石好きさんも、「ハリネズミ」だと思われたそうなので、これはもう、確かにハリネズミなのです(笑)。 そういう印象があったせいか、この石は、ちょこまかというか、なんとなくはしっこいイメージ。 箱にしまわれているよりも、机の隅とか、引き出しの中にいることが多いです。 4センチほどの小さい石なので、どこかにころりと転がして、なくさないようにしなければ。 2006年1月19日、ブログ掲載 |
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