インド産 レインボー水晶

虹の印象




「クル産ですよね?」

ヒマラヤはヒマラヤでも、当サイトでおなじみのネパール産ではなく、インドはクルかマナリのヒマラヤ水晶です。
水晶のバックグラウンドを探っていくためには、是非にも産地のラベルが欲しいのですが、お店によってはそういうラベルがなかったり、聞いてもわからないことがあります。

この石もただ「ヒマラヤ水晶」としか書かれていなかったのですけれど、例によって「インドですね? クルとかマナリですか?」と問いつめて、「たぶん」というお返事をいただきました。

「あちら(現地)の人が、くわしい産地を言ってくれない」ということも多いらしいのですが、せめてヒマチャルプラデッシュ州かどうかくらいは知りたいです。
似た名前でもアンドラ・プラデッシュだとヒマラヤからは離れた産地になっちゃいます。

さて、この石は、長さは約10センチほど。
表万はやや白っぽいですが、内部の透明感は高そうです。
柱面が緩やかにカーブしていて、ちょっと女性的なイメージ。

この石の最大の魅力は、上の写真の角度では見えません。角度を変えてどうぞ。




お願い、虹!

なかなか思うように写ってくれませんが、この石、トップからボトムまで、
流れるように虹が出るんです!
私は、虹を理由に石を選ぶことがあまりなくて、どちらかと言えば、「あ、虹も出る、ラッキー♪」とあくまでも「おまけでおトク」という意識。
「虹が出る」という理由で選んだ石は、この石の他には片手程度でしょうか。

そんな少数派の石の中でも、この石は、かなり特殊。
なんといっても、お店では虹が確認できなかったのに、先端から根元まで帯のように走る盛大なクラックを見て、このクラックなら、絶対に虹が出るはず!
このクラックなら虹が欲しい! お願い虹!

……という感じで選んだからです。

家に帰り、太陽光で見てみて
大当たり!
しかもこんな感じのシマシマな虹なのです
クルとかマナリという名前からは、何故か女性的なイメージを受けるのですが、この石は、そんなイメージにしっくりとなじみます。

2006年2月3日、ブログ掲載
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