ブラジル産 角閃石入り水晶

ふんわり





アンティーク・レース

ブラジル産のシルキー・クォーツです。
シルキー・クォーツは、アンフィボール(角閃石)の一種を内包した水晶です。
アンフィボールがまるで絹糸のように見えることから、「シルキー」の名前が付けられています。

写真の水晶は、内包されたアンフィボールが、やさしいアイボリー・カラー。
中心になっているポイントが折れているというダメージがあるものの、小さな結晶が寄り集まったようすは、まるでアンティークなレースのよう。
こんな感じで、たなびくように内容されています↓。



繊維状のものがこんな風に内包されるなんて、水晶の成長過程には、小さな結晶が徐々に大きくなっていくのとは別のステップがあるような気がしてきます。

シルキー・クォーツは、写真のように、繊維状にはっきり見えるものから、一見半透明のミルキー・クォーツに見えて、よく見ると繊細な輝きが見えるシルキー・クォーツである場合があります。
時には、アンフィボールが内包された部分が、ファントムになっているものも。
シルキー・クォーツは、じっくり探す価値がある、美しい水晶だと思います。


2006年2月15日、ブログ掲載
写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。


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