マダガスカル産 グリーン・クォーツ

「胎」




マダガスカル・抹茶グリーン3号

マダガスカルのグリーンクォーツです。
以前に、同じ時に手に入れた石を紹介しています。
そのときと同じことの繰り返しになりますが、グリーン・エレスチャルとか、レイキ・クォーツとか呼ばれているようです。

この緑の正体は、エピドート、アクチノライト(ビソライト)、クローライトであるとも言われています。
一番よく見かけるのは「エピドート入り」という説明です。
持っている石の中には、エピドートらしい鉱物がくっついている物があって、なるほどエピドートかも……と思っていましたが、このたび、クローライトとカオリンによる緑であるという説を発見しました。

クローライトは、ヒマラヤ水晶に内包されていることでおなじみの緑色の鉱物ですが、どちらかというと写真の石のようなパステルグリーンというか、「抹茶ミルク色」ではなく、深い緑色です。
そのため、いくらグリーン・クォーツといえど、クローライトではあるまい……と考えていましたが、カオリンが一緒となれば、ちょっと話が違います。
カオリンとは、平たく言えば、磁器の原料。きめ細かく白い石なのです。
これが混ざれば、クローライトが抹茶ミルクになる可能性もあるかも……。

色で言えば、エピドートが一番近そうですが、色づき具合……針状、繊維状結晶が見えない、ふわりとしたきめ細かな色づきは、クローライト+カオリンに分がありそうです。

イメージで3つ。

さて、写真の石は、最初に申し上げたようにマダガスカルのグリーンクォーツ3号。
何も3つも買わなくても……と思わないでもありませんが、一個数百円のだったこの石が、今では2千円以上に値上がりしていることを考えると、買っておいて大正解。
……という無粋な話はさておき。
1号、2号は、買ったときにみた石の中では、結晶の完成度と色づきがなかなか優れものでした。
ところが、3号は、色づきは淡いし、形も完璧どころか、写真の裏側はごっそり破断面となっています。にもかかわらず、どうしてもチョイスからはずすことができずに一つ追加。
まあ、安かった、と言うのもありますが。

何がそんなに気に入ったのかといえば、まずその色合い。
1号、2号に比べると確かに淡く、せっかくのグリーン・クォーツらしさも今ひとつではありますが、その分、透明感があるやさしい色合いです。

そして、もうひとつは形。
これも他の2つに比べると、どこがどう目をひくわけでもないのですが、何かを包み込むような雰囲気が、柔らかな色合いと相まって、「胎内」を連想させます。

やわらかく、やさしく包み込み、育む。
かっちりとした形と色合いの1号、2号とは対極の、それだからこそバランスをとる石であるのかもしれません。

2006年2月28日、ブログ掲載
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