同じ青と言われたが 水晶には本来あり得ないはずの色が、内包物によって作り出される青水晶も好きですが、フローライトの青も好き。みずみずしい色合いのフローライトでは、青の美しさは一層映えます。 そんなフローライトで青といえば、「フレンチ・ブルー」と異名を取るフランス産がまず頭に浮かびます。しかし、忘れちゃいけないのがニューメキシコの青。 冴え冴えとした、氷の青を思わせるフランス産に対して、いくぶんやわらかな、「青空の青」とても言いたいような色合いです。そんな青い結晶が群れているさまは、泡立つ波のようでもあります。 フローライトの発色は水晶とは違い、希土類元素によるもので、産地固有の色がない、つまり、緑であれば産地を問わず同じ色だと言うことなのですが、私にはそうは思えません。 水晶と違って、「これはたぶんここ(産地)」と見分ける自信はありませんが、フランスの青と、ニューメキシコの青のニュアンスが違うように、フローライトも産地によって、同じ緑、紫でも感じが違うように思うのですが……。 フランスの青にあこがれるあまりの、ひいき目でしょうか。 2006年3月19日、ブログ掲載 |
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