ネパール産 ガウリシャンカール水晶

ワイルド・ガウリ!




スモーキーの産地でクリア

ネパールはガウリシャンカール産の……クリア・クォーツです。
ガウリシャンカールといえば、まずはスモーキー。
濃いものから薄いものまで幅はあれど、スモーキー。
写真では、やはりスモーキーに見えてしまうかも知れませんが……クリアなのです。これ。

形は、ガウリにしてはやや大型の……幅で言えば3.5センチのポイントの先端部分というかんじ。
柱面はほとんどありません。
表面は、サビのような、土のようなものに半ば覆われ、後ろから見ると、水晶にすら見えないかもしれません。




右下の画像が、後ろからみたものです。まるで土の塊。
外側にこびりついたサビのようなもののために、水晶に色が付いたように見えていて、最初はクリアであるとは気がつきませんでした。
「おお、ワイルド〜」と、なにげなく、いつものように光に透かしてみたらば……
あれ……? 色が、ない。
しかも、折れたのではなくて、母岩からキレイに剥がれた結晶だったらしく、どこにも割れた様子はありません。かといって両錐に結晶しているわけでもなく、母岩から剥がれたとおぼしきところは、複雑な襞状のでこぼこが刻まれ、そこにもサビ状の物がこびりつき、それが透明な結晶越しに透けて見えて、何とも不思議な光景となっているのです。

きれいじゃないけど美しい

ガウリシャンカール産は、ガネーシュ・ヒマール産のように緑泥や角閃石を内包しないことが特徴の一つです。(追記:2006年夏に、内包物入りのものを見かけました)
この石もその例に漏れず、内包物はないのですが、そのかわり、透明な中にミスト(霧状の白いにごり)がまるで雪煙のように流れているのも魅力です。(最初の写真の手前の面から見えるのがそれ)

色のなさはガウリらしくなく、しかしながら、表面のワイルドな様子はいかにもガウリ。
光に透かせば、サビに見えていた部分が赤みを増して、ますます目が離せません。
きれいとは言えないかもしれないけれど、美しい。
なかなかすっきり晴れてくれない空をにらみつつ、うっとり石を眺めています。


2006年3月23日、ブログ掲載
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