宮城県産 高温型水晶

ひびだらけ。





だって高温下で結晶したんだから

国産の高温型水晶です。

高温型水晶については、ハーキマー・ダイヤモンドのところでふれましたが、簡単に言えば、摂氏870度から573度のあいだで結晶した水晶のことです。錐面だけを上下にくっつけたソロバン型の結晶になることから、ソロバン水晶と呼ばれたりします。

573度以下の温度で結晶した水晶は、おなじみ「普通の水晶」です。
高温型水晶に対して低温型水晶といいます。

高温型水晶は、マグマの中で高温の状態で結晶したと言われ、成分は同じSiO2であっても、低温のものとは原子の結びつき方が違うのだそうです。
しかし、その後温度が下がってしまうと、結晶の形はそのままながら、原子の結びつきは低温型になってしまいます。
つまり、形は高温型で中身は低温型……というわけ。
ところが、外の形と内部の原子の結びつき方がくいちがっているために、結晶の内部にひずみがたまり、そのひずみのためにクラックがたくさんできてしまうのだそうです。

ハーキマー・ダイヤモンドのところでは、ハーキマーが低温型水晶か、高温型かと悩みましたが、このことがわかっていれば即解決でした……。
写真の石は、5ミリほどながら、クラックだらけ。
高温型水晶って、こういうことなのね、と根性マクロしました。

(2006年3月29日、ブログ掲載)

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