北海道産 黒曜石(紅十勝)

赤と黒



紅十勝、花十勝

久しぶりに国産の石。北海道の黒曜石(オブシディアン)、十勝石です。
黒曜石といえば、その名の通り黒が多く、北海道でも黒いものが多いようですが、中にはこのように色が混じったものも出ます。茶色と黒が混じった黒曜石を「マホガニー・オブシディアン」とよぶことがあります。

しかるに写真の石は、赤と黒。このような黒曜石を「紅十勝」とか「花十勝」と呼ぶのだそうです。
黒い中に赤い色が墨流しのように紛れ込む美しさ。
いまだ、マグマの熱をその中に閉じこめているような雰囲気です。
ガラスならば(オブシディアンは、天然ガラスですけれど)分かりますが、天然の状態で、どうやってこんな色合や模様ができあがるのでしょう。
黒曜石(オブシディアン)は、地中からあふれた珪酸分の多い溶岩が、急激に冷えたために結晶を作ることなく固まったもの。水晶が文字通り大地の結晶であるならば、黒曜石の方は、もっと荒々しく、もっとプリミティブな、地球の「血」とでもいえるようなものだと思います。

オブシディアンは怖くない

パワーストーンの分野では、時にネガティブな意味合いを付けられていたりしますが、それについては、はっきり「おかしい」と言わせていただきます。
黒曜石が作られるメカニズムは、すなわち地球が生きている証のようなもの。そしてそれは、生命の星であるメカニズムのひとつでもあるのです。
そこから生まれる黒曜石に、なぜそんなネガティブな力があるというのでしょう。黒い色が多いだけに、ネガティブなイメージを受ける人もいるのでしょうが、それはその人だけのイメージです。
「○○といわれているから」という意見を、ただ鵜呑みにするのではなく、「なぜ、そういわれているのか」を考え、そのうえで、その意見を取り入れるのかどうかを判断するだけの客観性は必要でしょう。
だいいち、多くの人が訪れるハワイ島は、オブシディアンの島とも言われているそうですから、オブシディアンに、よく言われているようなネガティブなパワーがあったら大変なことになってるでしょう(笑)


(2006年4月6日、ブログ掲載)
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