実は、ルースも持ってます。 原石派!……ときっぱり宣言しちゃう私ですが、タンブルやポリッシュ、丸玉、そしてちょっぴりですがルースも持ってます。 結晶の形で産出しない石や、結晶があっても効果な石はタンブルが手頃ですし、磨いた方がきれいな石もあるのです。 写真の石は、ルースと行っていいのかちょっと判断しかねる、しかし、磨いたことで美しさを増した……アズライト・マラカイトです。 長さ2センチほどの薄っぺらな……ちょっぴり丸みを帯びたスライス。 一部に原石のでこぼこを残しています。 磨いたことで、アズライトの深い青と、マラカイト混じりの青緑が複雑な模様になって現れていて、 まるで熱帯の夜の海。 写真にとって拡大してみると、アズライトの濃い青の部分に吸い込まれそうです。 アズマラカイト この手の石は(タンブルでも)、光に透けないし、光をあてると肝心なところが白く反射して、どうにもこうにも苦手な石なのですが、たまたまうまく撮れました。 色もなかなかキレイに出たと思います。 アズライトとマラカイトは、兄弟のような銅の鉱物で、長い年月のうちには、アズライトがマラカイトに変化してしまうそうです。 それほどまでに似ているので、アズライトとマラカイトは、一緒に(混じって)産出することが多いです。このような石を「アズマラカイト(アジュマラカイト)」と言うようですが、実はこの名称、海外サイトではまず見かけないように思います。少なくとも、私が検索した限りではほんの少ししかヒットしませんでした。 もしかしたら、「ライトニング・クォーツ」のように、和製用語だったりするかも……? (2006年4月16日、ブログ掲載) ※追記 この雑記は2006年4月のものです。2007年2月に再び検索したところ、「Azurmalachite」で海外サイトがたくさんヒットしました。。ちゃんと使われている単語のようです。 アズライトとマラカイトが混じった石のことを「アズロマラカイト」ともいいますが、「Azuromalachite」だと、日本語サイトしかヒットしません。アズロマラカイトは日本だけのようです。 |
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