パキスタン産 パステル緑泥水晶

アクアマリン色




今度はアクアマリン色!

前回に続いてパキスタンはShigar Valleyの石。
なんと、緑泥によってミルキーなアクアマリン色に見える水晶です。
こんな水晶があることは、全く知らなかったのですが、知り合いの石好きさんに、とてもすてきな結晶を見せていただいて、さらには2004年の池袋ショーで「あそこで売ってるよ」と教えていただいてゲットしました。
それっとばかりに駆けつけてみると、なんと石屋さんとおぼしき人がまとめて買おうとしているところで、「いいよ、先に選んで下さい」と言っていただいての入手でした。
幾重にもありがとうございます。

あまり知られていないのも道理で、かなり産出量が少ない石らしいということです。
それにしても、見れば見るほどアクアマリン色。形が水晶でなければ、間違ったりして……。

緑泥で水色?

以前、パキスタンの青水晶を手に入れた折、その発色原因がクロシドライト(青石綿)であろうとわかるまでに、緑泥ではないかといわれたことがありました。
そのころは、「緑泥=緑色」と思っていたので、緑泥なわけはないだろうと思っていましたが、こんな石を見ると、青水晶緑泥説も、見当外れではなかったのだなあと思います。

この「アクアマリン色水晶」は、単結晶しか見たことがなく、表面に緑泥とわかる付着があるわけではないので、発色原因が緑泥というのは、聞いただけの話ですから、もしかしたら、今後違う原因になるかもしれません。
さて、この石、デリケートな色合いだけにカメラ泣かせ。光によっては色が出ずに白く写り、色を重視すれば面の形が写せない……。
もっとチャレンジしなければ。

(2006年4月22日、ブログ掲載)
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