懐かしのヒマラヤ水晶 なつかし石第2弾。最近、初期に買った石が、意外にきれいに写ります。 ○年越しで、やっと気心が知れる仲になったんでしょうか(笑)。 この石は、ヒマラヤ水晶ビギナーだったころ、「ヒマラヤ水晶ならなんでも!(ただし、財布が許すもの)」というノリで買ったもの。 当時はネパールだかインドだかわからず、いいえ、むしろそういう産地があることすら頭にありませんでした。 今見れば、ずばりインド。ただ、面白いことにこのころ買ったインド産のヒマラヤ水晶には、不思議とガネーシュ産を思わせる形状のものがあります。 この石も、一番大きな結晶が、素直な形状ではなく、いささかでこぼこしながら伸びているあたりが、ちょっとこの産地らしくありません。 これより以後、だんだん産地とその特徴がわかってきて、インドよりネパール。緑泥入りのワイルド・ガネーシュ!……と好みがはっきりしてくるにしたがって、ちょっとこの石から遠ざかっていたのですが、 最近また取り出してみました。 よく見てみると 差し渡しで5センチほどのミニクラスター。色は柔らかみのある透明です。 よく見ると、結晶と結晶の間に薄板状の結晶が挟まっていたり(赤矢印)。 一体どうしてはさまっちゃったんでしょう。 さらには、一番大きな結晶の、右上の小さな結晶がくっついている部分に、ちょっぴりデンドライト(しのぶ石)がインクルージョンされていたりします。 ……というあたりは、あとから気がついたことで、この石の最初のイメージは「指」でした。 一番大きな結晶の、でこぼこ加減がちょうど手の指のようで、まるでどこかを指さしているような感じに見えるのです。 一体いずこを指さしているのか。……石好きの行く道でしょうか。やはり。 (2006年4月24日、ブログ掲載) |
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