写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。


 ネパール産 クリア・ヒマラヤ水晶

小さな石の中の宇宙



小さいけれど

ガネーシュ・ヒマールのちび石です。
透明の具合がちょっと他と違う感じ。小さいながらにレコード(成長丘)がはっきり付いていて、内部のクラックともミストともつかない白いインクルージョンが、とてもさわやかで、まるで夜空の星雲のよう。

お気に入りの石の一つなのですが、見ていただいたところによると、小さい見かけとは裏腹に強い石らしいです。
シリアにの石好きさん(複数)曰く、ヒマラヤ水晶という石は、「上に向かって抜けていく」「上に押し上げる」石なのだそうで、この石も「クラウンチャクラを開く」んだとか。
しかも、
「頭のてっぺんと言うより後頭部だね」
……なんだかすごそう。

石の気配を感じ取る

一般に言われている「この石にはこんなパワー」というような話は、実はあまり好きではありませんが、ミニオフ会で聞くような話は好きです。
どちらも同じ石のパワーでいながら、まったく違うと思うのです。
どう違うかというと、オフ会で交わされる話は、掌に乗せた石と一対一で向き合って感じ取るものだから。
さらに言えば、それが石の見かけであろうと、パワーであろうと、自らの感覚で石に迫ろうとしているからです。

石を売るためには、ある程度平均化しなければまとまりません。
平均化とは、たとえば、産地や形状、色など、細かな差異に関係なくローズクォーツにはこういう力、とまとめてしまうことです。
これはこれで面白く、私も石の入り口はこう言うところにあったのですが、石を知るにつれ、意味に振り回されるのはおかしいと思うようになりました。
自分が自分の価値観で選んだ石に、意味を見いだすのはわかるけれど、意味が先にありきで石を選ぶのは、個人的にはちょっと違うと思います。

私のまわりにいらっしゃる石好きさんは、方法はそれぞれですが、どなたも自分の感覚で石を選び、石にふれあう方ばかり。
だからこそ、自分とは違う石のとらえ方が新鮮で、とても参考になります。
また、ミニオフ会がしたいなあ……。

(2006年6月2日、ブログ掲載)


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