ブラジル産 インディコライト入り水晶

青の魔力




青水晶5号

ブラジル産のインディコライト(青トルマリン)入り水晶です。
これまでにいくつか、インディコ入り水晶をご紹介しました。
えーと……1号&2号3号4号……(汗)……とこれが5号……かな?
3号以外は、小さい石ばかりですけれど、5つめ(汗)となるこの石は、7センチほどの長さのクラスター。こういう形はあんまりクラスターに思えないので、集団結晶とでも言いましょうか。
細い結晶がほぼ同じ方向を向いて固まっており、真ん中の母岩にあたるところから、インディコライトが煙るように内包されています。

ちょっと灰色っぽい青ではありますが、色の入り方に濃淡があって、雰囲気たっぷり。
ひとくちにインディコライト入りの青水晶と言っても、「青トルマリン入り」といいたい、かなり太い結晶が入ったものから、形状がはっきりわかる針状結晶が内包されたもの(1号)、ちょっと緑を帯びた青でミルキーな感じのもの(3号)、トルマリンとは思えないふんわりとした内包のもの(4号)、灰色っぽい青のもの(5号)など、パターンはさまざま。

魔力、恐るべし

「青はいくつあってもいいよね〜」とは、某石好きさんのお言葉ですが、青い水晶には知らず知らずのうちに手が出ちゃいます。
青の魔力に掴まったのは私だけではないので(笑)、
石好き仲間のコレクションを含めると、実にさまざまな青水晶を見ることができます。
え!? これ、水晶!? と目を疑うほど濃い青のものや、鮮やかに青くて、しかも照りと若干の透明感があるもの、細いトルマリンが散らばって入っていて、何とも柔らかなほんのり青、細い針状結晶だけれども一本一本の輝きが強くて、青銀色に見えるもの……。
みなさんの青水晶が一堂に会することがあったら、さぞかし壮観でしょう……。

インディコライト入りの青水晶は、どれだけの量が産出したのか皆目不明。
出回る時期によって微妙にタイプが異なるので、次々に産出しているのか、一気に掘られて出荷調整されているのか……。「もう、これだけあるから青はいいの!」と言ってはみても、きっと新たな青に心揺れ動くことでしょう。
はあ……。

(2006年6月19日、ブログ掲載)
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