ネパール産 クローライト入りヒマラヤ水晶

テラリウム




ずんぐりしてても先細り

ヒマラヤ水晶です。ガネーシュヒマールです。
つねづね、ガネーシュ・ヒマール産の水晶を大きく2タイプに分けると、緑泥・先細りタイプと、クリア・ずんぐりタイプになると思っていますが、写真の石は、このうちの緑泥・先細りタイプに分類されます。
緑泥は付いていても形はずんぐりでは?
……と思われるかもしれませんが、実は、ずんぐりタイプは柱面に接合線が現れる、いわゆるカテドラルタイプが多いのです。
対して先細りタイプには、接合線を持つカテドラルタイプはほとんどない……と思うのですが。
そんなわけで、接合線を持たず、スッキリ単結晶タイプのこの石は、ずんぐり太短くても、タイプは緑泥・先細りタイプの仲間。
そう思ってみると、なんとなーく先細りっぽいシルエットにも見えます。
表面は磨りガラスっぽく、表面にはうっすら緑泥をまとい、光に透かすと、なんだか和紙で作ったシックな照明のよう。
なんて言っていると……竹籤を骨組みに作ってみたくなりますね、水晶型照明。

魅力は他にある

ワイルドが身上のガネーシュの中では、ちょっと少数派のすっきりスタイリッシュ……と言うだけではないのです。
この石の魅力は他にあります。
ぐるりとターンしていただきましょう。


ちょうど上の写真の状態から180度回転させるとこんな感じ。

計算され尽くした美しさ

なんと! 錐面のひとつだけがつやつやで結晶の内部がくっきり見えます。
しかも、結晶の内部は底面に緑泥が敷き詰められ、中心部分にうっすらグリーン・ファントム!


これは……まるで、テラリウム。
石の外側と中側を見せる、心憎いまでの自然の演出です。
「もしかして、磨き?」
ガネーシュ・ヒマール産に磨きはまずないことは承知の上で、確認しました。
ナチュラルです。
このひとつだけツヤピカ透明な面も、間違いなく自然の状態です。

先細りタイプでありながら太短い石だからこその内部空間。
スッキリシャープで磨りガラスな結晶面だからこその光の通り具合。
一番大きな錐面だけが、念入りに磨かれたような透明感。
すべてが厳密に計算され尽くしたかのようです。

だから、
自然ってすごい!

(2006年6月28日、ブログ掲載)
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