落雷で形を失った石 ブラジルのライトニングクォーツです。 これまでにも何回か登場していますが、今回のライトニングはちょっとばかり毛色が違います。 写真を見ていただければわかるように、形状がまるでタンブル。(大きさもタンブル程度) これは、なんと、あまりの落雷のすさまじさに、結晶の形がはじけ飛び、なおかつ全体が溶けてしまったのだそうです。 そう言われてみると、画面左側はかなりの部分が水晶が割れたときにできる貝殻状断口。右側のガビガビして見えるのは、ライトニングクォーツ特有の落雷痕です。 しかも、割れたようなあとを見せながら、全体的に妙になめらか。 お店の人は、「ライトニング・メルト」と呼んでいました。 KURO的ライトニングクォーツの選び方ポイントは、 ●落雷の跡がたっぷり、はっきり ●かつ、結晶のトップが残っている ……だったのですが、このライトニング・メルトは、あまりの割れっぷり、溶けっぷりに惹かれてしまいました。 以前、石好きさんの会にライトニング・クォーツを持っていったところ、「強い石」であるという感想をいただきました。 それは、いわゆる結晶の形を残した、スタンダード・タイプだったのですが、このライトニング・メルトではどういう感じになるのでしょうか。 ものすごくぴりぴり、いやビリビリ? 全く感じない私は、時々この石を触っては、「うわ〜、妙につるつる〜」と楽しむに留まっています。 (2006年7月14日、ブログ掲載) |
写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||