チェコ産 モルダバイト

光があれば。




美しき緑の不思議

モルダバイト2号です。
私が知る限り最安値(500円)だった1号に比べると、倍以上の大きさ。
値段はさすがにワンコイン以上でしたが、ミネラルショーだとかなりお得です。
要するに天然ガラスなんですけれど、なぜこんなに美しい緑なのでしょう。
テクタイトと言えば、まっ黒あるいは濃褐色……なのに、何故モルダバイトがこんなにも美しい緑で、
リビアングラスが淡い黄色なのか、その理由を解説している資料をまだ見たことがありません。
どなたかご存じでしたら、情報プリーズ!

さて、モルダバイトは、透けた緑の色合いとテクタイトらしいでこぼこが魅力で、ついつい超マクロで写してしまいます。すると、ものがでこぼこだけに、あちこちピンぼけしてしまうので、今回はやや遠目から全体を写してみました。

モルダバイトは、緑で透けるものと思われがちですが、ミネラルショーで山盛りのモルダ軍団を見ていると、かなり褐色がかったもの、ぼってり厚みがある形で(彫刻や丸玉・ビーズがあるくらいだから当たり前ですが)なかなか透けにくいものまで、思ったよりもバリエーションがあります。
比較的薄くて色が美しく、枝を伸ばしたような複雑な形のもの、気泡が入ったものは、価値が高いようです。褐色がかったり、表面が妙にのっぺりしているものは、やや安め。
がんばって、緑がきれいで透けて、お値打ちなものを探しました。
厚みに差があるので、透けた色合いが微妙に違い、そこがまた美しいと思います。
でもやはり一部ピンぼけ……。

(2006年7月26日、ブログ掲載)
追記。 最近(2008年5月現在)、原石状態での「フェイク」を見かけます。当然、原石の凸凹を残して削った風のビーズも危ないです。ご注意あれ。

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