インド産 デンドライト・オパール

樹。




アゲートか、オパールか

デンドライト・オパールです。
ミネラルショーのインドブースで買ったもので、たぶんインド産です。
そもそも同じような石をデンドライト・アゲートとしている場合もあるので、ややこしいです。
まず、デンドライトとは二酸化マンガンや酸化鉄が、結晶の隙間に染み込み、まるで樹木の枝のような結晶を作っているもののことです。

水晶の中に枝を広げているものはデンドライト・クォーツ(デンドリチック・クォーツ)、アゲートの場合は同じくデンドライト・アゲート(デンドリチック・アゲート)、または風景のように見えるものを特にランドスケープ・アゲートとかモカ・アゲートと言うこともあります。

問題は、この石がアゲートなのか、オパールなのか。
私としては手ざわりや透明感、持ったときの柔らかさでオパールに一票。
同じような石で、白〜灰色の不透明な部分と、写真の石のような半透明な部分に分かれているものもあるので、この不透明な部分がアゲートではないかと思っています。

半透明の美しさ

水晶も、アゲートも、オパールも同じ二酸化珪素の鉱物ですが、結晶する温度が違います。
水晶よりもアゲートの方が結晶する温度が低く、ほぼ常温くらいまで低いものがあるのだと聞いたことがあります。
オパールは、さらに温度が低く、もはや結晶せずに小さな小さな二酸化珪素の球体が集まった構造となっています。
写真の石は、ルースというにはやや磨き方がルーズで、形がややゆがんでいるし、表面に傷もあります。しかし、色合いは月光を思わせる半透明、そこにデンドライトの黒い模様がアクセントとなっていて、斜めから見ると写真のようにクリーム色の色合いが浮かび上がります。

この半透明具合、にじみ出るクリーム色、、ふんわりにじんだ柔らかな風合いは、多分オパール。
アゲートならば、もうちょっとかっちりした感じになるのではないでしょうか。
白〜灰色の不透明な母岩(?)の真ん中に丸く半透明に透ける部分があるものは、まるで水に浮かぶ月のようで、とても神秘的です。
いつかはそんな月のような石を手に入れたいと、ミネラルショーでは磨き石のコーナーのチェックも欠かしません。

(2006年8月1日、ブログ掲載)
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