パキスタン産 ファーデン・クォーツ

とぎれたところから謎が始まる




割れてますか

2.5センチほどのミニサイズ・ファーデンです。
ご存じ、ファーデン・クォーツの「ファーデン」とは、ドイツ語で「糸」という意味。
その名の通り、平べったい板状の水晶の中に白い筋が入っています。
もう一つの特徴は、この白い筋が水晶のC軸(縦軸)に沿って入っているのではなく、縦軸からずれて、どちらかというと白筋の両側に結晶の先端が形成されることです。
写真の水晶も、写真に写っている上部が結晶の先端ではなく、白筋の左右に水面が形成されています。

さて、このファーデン水晶は、板状に成長した結晶がぱりんと割れて割れたところが再び結晶され、再結晶したところが白い筋のようになっているのだ……と言われていることが多いです。

私はこの説に対してちょっと疑問。
くわしくはこちらに書きましたが、理由を簡単に言うと、割れた(ひびが入った)ものが修復されたとは思えないファーデンが多いからです。
たとえば、集団で同じ方向に割れたクラスターや、どう考えても割れにくい方向に筋が入ったファーデンなど。
そして、写真の石もその一つです。

まっすぐ!

よく見て下さい。まるでペンで書いたようなまっすぐでくっきりな白い筋。
とでもひびわれ痕には見えません。
そしてもう一つ。

筋が途中で止まってます。

よーく見ると、糸くずみたいな白筋がちょろりと続いて伸びているのですが、まっすぐな筋は途中でぷっつり中断。
ファーデン=ひびわれ修復水晶なら、この水晶、ひびわれが途中で止まっちゃってるんですけど。

さらにファーデン水晶の白筋は、表面に間で達していないものが多いんです。
たとえて言えば、えんぴつの芯みたいな感じ。これもひびわれ痕っぽくありません。
ファーデンってどのように成長したんでしょうね。

(2006年9月2日、ブログ掲載)
写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。


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