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インド産 曲がり水晶

曲がってる、曲がってない




針金とは違う

インドは、クル産の「インド・ヒマラヤ水晶」です。
この産地の水晶は、酸化鉄の影響でピンクがかっているものが多く見られますが、これは真っ白。
ご覧になっていただくとおわかりのように、一番大きなポイントがゆるやかに曲がっています。
残りの結晶が小さいので、そこに1センチ〜1.5センチくらいの丸玉を置くと、すっぽりはまってしまって、まるで丸玉ディスプレイ台。
そのうち、丸玉撮影に駆り出されているかもしれません。

さて「曲がり水晶」ですが、厳密に言うと曲がっていません。
たとえば、針金を曲げたように、どこかが押し縮められ、どこかが引き延ばされて「曲がった」のではないのです。
つまり、成長し終えた水晶に何らかの力が加わって曲がったのではなく、成長の途中で、何を思ったか成長の方向が変わり、結果としてカーブしたのだと考えられています。

要するに「行き先変更」したというわけです。
そのメカニズムとしては、水晶が成長していた熱水に流れがあって、一方向からたくさんの珪酸が付着したからだとか、晶洞の端の方で珪酸分が少なくなり、そちらの成長が遅くなって曲がったのだとか、いくつか説を見かけましたが、ひとつの結晶が曲がっているのに、すぐ隣の結晶が曲がっていなかったり、いくつか一緒に曲がっていても方向が違ったりと、なかなか「なるほど」と頷くことができません。

2006年10月1日、ブログ掲載


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