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ミネラルショーを攻略せよ!

石好きさんのお楽しみイベントと言えばミネラルショー!
東京や大阪、名古屋、京都などへ足を運ぶことができる人限定になってしまうのがちょっぴり悲しいですが、私も東京へ越してきて初めて、念願のミネラルショーに行くことができました。
そこで、個人的見解てんこ盛りのミネラルショー攻略法をご紹介したいと思います。

文中の英語についてはメテ子さんにご協力いただきました。
また、このほかにも攻略法があるよ! または こうした方がいいのでは? というご意見がありましたら、掲示板ブログのメールフォームWEB拍手のメッセージ欄よりご一報お願いします。

●初日朝は行列覚悟! 
ミネラルショーの初日は長蛇の列。開場を待って石好きさんが会場になだれ込みます。
気合いを入れてミネラルショーに望むなら、早めに出かけて並びましょう!
そうでない方も初日の朝は並ぶ覚悟をしておいた方がいいかも。

●珍しいものは初日に! 値切るなら最終日に
やはり、珍しいものや、お得でいいものは初日に売れてしまう可能性大!
そのようなものをねらうならば初日に駆けつけましょう。
また、ミネラルショーは海外から参加している業者さんも多く、重い石を持って帰るのが大変だというので、最終日にはおまけしてくれるところもあります。大きな石などは値切れる可能性が高いかも……。
※最終日の午後は、早めに店じまいしてしまう業者さん(特に海外)が現れるので、注意。

●動きやすい服装に手提げ袋でGO!
会場はかなりの人出が予想されます。
また、たくさんの業者さんが出店されているので、ぐるりと見て回るだけでもかなり歩くことになります。
そのため、動きやすい服装、歩きやすい靴がおすすめ!
会場はけっこう暑くなるのでお茶などを持っていくと良いでしょう。(会場内での販売、近くに自販機もありますが)
リュックサックなどは意外にかさばり、ものの出し入れもしにくいのであまりおすすめできません。
たくさん買うぞ! という場合は大きめの手提げ袋がおすすめです。

おすすめ持ち物
手提げ袋 丈夫なものを
 あちこちのお店でもらった品をひとまとめに持てて便利。
ペンライト&ルーペ 細かいところまでチェック! 必需品です。
メモ帳&筆記用具 新しく知り合った石好きさんと情報交換。
あるいはお店の人に聞いた話をさっそくメモ。

お茶 気合いを入れると喉が渇きます……。場内でも売ってますが。
石リスト どうせ、現物を見て新たに欲しくなっちゃうこと請け合いですが、 目移りするあまり、探すはずだった石を忘れてしまうと悲しいので、一応メモ。

●混雑が予想される初日は
2005年6月の新宿ショーは、大変な人出でした。このように混雑が予想されるショーの場合は、
まずは第1目的地のブースへ直行!
ぐるっとまわって検討して……なんてことはやってられません。
この石でいいか、この値段でいいか……
日ごろの情報収集とあなたの眼力が試されます。

●どのタイミングで買うか!?
ミネラルショーでは
同じ種類の石が、あちこちで異なる値段で売られている場合があります。だからといって、「ぐるっと見てから……」なんて思っていると、戻ってきたときには売れている可能性も。
色や形に惚れ込んで、ここで即決するか、売り切れ覚悟で他のお店と比較検討するか。
私の場合は、珍しいものは即決覚悟ですね。
また、新しくお目見えした石は、「初お目見えだけに高い」場合と「まだ無名なだけで安い」場合があります。つまり、そのときの値段が「やや高め」であっても、今後値上がりする可能性も、値下がりする可能性もあるということ。さらには「今度買おう」と思っていたら、全然なかったり、もっと良いものが大量に出たりします。
そのあたりは情報収集力と直感勝負。当たりはずれもミネラルショーの醍醐味と思って楽しみましょう。

●鉱物は取り扱い注意
ミネラルショーは、世界各国の石をこの目で見て買うことができる一大チャンス!
思わず手にとって、じっくり見て決めたくなります。
この場合、取り扱いには要注意。落としたり、欠けさせたりすることがないようにしましょう。
もし、傷つけてしまったらちゃんと謝りましょう!
できるだけ「手に取ってみてもいいですか?」と確認をとることが望ましいです。
こんなひとことから、お店の人との交流が始まります。

英語で聞く場合は
見ていいですか? May I see?
触っていいですか? May I touch?
試していいですか(指輪など) May I try it on?
(複数ならMay I try them on?)

きっと、お店の人は「いいよ(sure)」とか答えてくれることでしょう。
May I 〜?というのが一番丁寧な言い方なのだそうです。

●お店の人と仲良くなろう!
黙ってブースの前に立ち、石を見るにも立ち去るにも無言……
そんなもったいないことをせず、お店の人と仲良くなりましょう!
せっかくいろんな「石のプロ」とお会いできるのですから、お話ししない手はありません!
私は英語が天敵ですが、同じ石好き同士笑顔と気合いで何とか通じるものです!

◇第一歩は笑顔!
真剣に選びたい気持ちはわかりますが、ときどきはにっこり笑顔を。

◇あいさつもお忘れなく
ブースへ立ち寄ったとき、立ち去るときはひとことごあいさつ。
「こんにちは、ちょっと見せて下さい。(Hello, May I see ?)」
「ありがとうございました。(Thank you very much.)」

中学生英語でもかまいません。要は気持ちです!

◇お店のカードをもらおう
お気に入りの石をあつかっているお店を見つけたら、お店のショップカードをもらいましょう。
なければお店の名前をメモしておきましょう。
たいていの石屋さんは毎年ミネラルショーに出ているので、次の機会に役立ちます。
日本人のお店ならば、もしかして実店舗におじゃまできるかもしれません。

◇雑談交渉術
選びきれなかったら、お店の人の意見を聞いてみるのもいいでしょう。
何と言っても相手は石のプロ。あなたの知らない見どころを教えてくれるかも。
「あなたはどれが一番好きですか?」Which do you like best?


◇こういうものを探しているんですけど。
探す石が決まっているならば、お店の人に聞いてみましょう。
Do you have diamond? とか
I want to have pink stones. とか

◇私は石が好きなんです! とアピールしてみる。

会話や態度で石好き度をアピール! 
お店の人もお客がかなりの石好きとわかるといろいろおすすめの石を教えてくれます。
私は石の写真を持っていきます……。

◇これが一番大切? 値引き交渉。
ちょっとでもお安く手に入れたいのがお客の心理。
そこで、
相手の目を見て"Best price, please."
really?
とか a little bit please とか言うと500円ぐらいなら更に値引いてくれるかも。
あるいはこういう理由があるからもうまけられないよ、という会話になります。
価格が見合わなければ買わなくても全く問題ありません。
買っても買わなくても、
Thank you very much.
と最後はちゃんとご挨拶。

◇2004年のパンフレットに載っていたこんなワンポイントレッスン
●天然品ですか? Is this specimen(stone) natural?
●おいくらですか? How much is this specimen?
●産地はどこですか? What is the localty?
●安くして下さい  Can I get a discount?
●領収書を下さい! Please give me a receipt.

●情報交換は大切
ミネラルショーともなれば、必ず他の石好きさんと出会うはず。
そんな時は休憩もかねて会場の隅や近くのお店でミニオフ会を。
こんな石があった、どこそこが安かった、など情報交換をしましょう!


●情報公開も大切
「私、こんな石が好きです!」「こんな石を探してます!」……と普段から情報公開しておくのも吉。
他の石好きさんが「KUROさん好みの石を見かけたよ」と教えて下さったり、お店の人が「こういう石好きでしょ」と箱から出して下さったり……なんてこともあります。
自分一人の目で見るよりも、多数の目で見た方が断然有利!
「こんな面白い石もあるんだ!」という新たな出会いもあったりします。

●話題はTPOを考えて
ミネラルショーには、採集まで自分でやっちゃう鉱物好きさんから、石のパワーがわかる(?)ヒーリング系の人、私のような、どっちつかずの隙間系、もっとカジュアルな(?)パワーストーン系の石好きさんが来場します。
ところが、出店されているのは、どちらかというと鉱物系石屋さんなのです。
そういうところで、「この石にはどんなパワーがあるんですか」と質問したり、やおらお店の前で石のパワーを確認したりすると、お店の方はちょっと困惑気味。
楽しいお話も、場所を間違うと困ったことになってしまうので、その場の雰囲気をちょっと気にしてみたいものですね。

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