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ブリンギングアニマル

ズニ・フェティッシュって?

ズニ・フェティッシュというものをご存じでしょうか? ネイティブ・アメリカンの部族のひとつであるズニ・ブエブロの人々が身近な石などを刻んで作った動物で、猟の成功から人間関係、自然災害にいたるまで、あらゆる問題の解決と心の癒しをもたらすと言われるお守りです。

このズニ・フェティッシュに想を得て、もっと気軽でかわいいグッズを作ってしまった人がいます。パワーストーンに関する本を何冊も出しておられるので、ご存じの方も多いと思いますが……北出幸男さんと言う方です。


精霊の国のアニマルちゃんとの出会い

私は、この方のお店でそのグッズ……ブリンギング・アニマルに出会いました。
大きさは7cmほど。木でできた体に色鮮やかな模様、背中に水晶のポイントを背負った
なんともキュートな動物の姿の精霊です。
(※ブリンギングアニマルについての詳細は、
北出幸男氏著の「水晶術 (青弓社)」、もしくはこちらのサイトでどうぞ)



こんなかわいい精霊が家にいたら、きっと楽しい!

ふだん、パワーストーンの効能にはいまいち乗り切れないのですが、このときは精霊の国のアニマルちゃんのかわいらしさにノックアウトされ、さっそく実物と本を買って帰ったのでした。
そしてその本を読んでいると……ブリンギングアニマルの作り方が紹介されているではありませんか!



アニマルちゃんを作ろう!

材料は紙粘土と絵の具、粘土ベラ、サンドペーパーとお手軽。
もとより物作りが好きな私は、すぐさま飛びつきました。
作り方を簡単にまとめると……

1,紙粘土で形を作る
2,乾燥させる
3,サンドペーパーで磨く
4,濡らして固く絞った布で磨く
5、絵の具で色を塗る

……こんなかんじです。(くわしい作り方はこちら
型紙を作って使うとよいとか、細かい技法もあるにはあるのですが、何しろ作るのは精霊の国の動物なので、そこらへんは大らかに。
実物の動物と似ていなくても、いえ、どちらかというと似ていない方がよいのだとか。

作ってみた感想としては、「紙粘土」より「石粉粘土」の方が良いようです。
画材店などで売っていますが、このごろは100円ショップでも見かけます。軽い粘土ではなく、ずしっと重い方です。


次々増えるので注意!?

手作りはとても楽しいのですが、粘土一袋で10匹以上できるので、(100円ショップの小袋なら6〜7匹?)増える増える増える……。
こんな形、あんな形、と作りに作ってただいま我が家には、色塗りを追えたものだけで
20匹、途中のものを含めると36匹のアニマルちゃんがいます。

気分はもう、ブリーダー(笑)

幸運を運んできてくれているかどうかはわからないけれど、手作りなので、愛しさもひとしお。売っていたブリンギングアニマルは、水晶ポイントを背負っています。本家、ズニ・フェティッシュの方は、石や羽を背負っているものもありますが、何もなしもあったのでいいや、とばかりにうちでは省略しています。
ただ、写真をとるにあたってちょこっと石を乗っけてみました。
そこで教訓。石を乗せたい場合は、背中を平らに作りましょう!


ズニ・フェティッシュについて

せっかくなので、ズニ・フェティッシュについて調べてみました。
たぶん諸説あると思うので、これが正しいというわけではありません。

ズニ・フェティッシュは、マウンテンライオン、ホワイト・ウルフ、アナグマ、アメリカ・クロクマ、モグラ、ワシの6つが基本で、ネイティブアメリカンの考え方のひとつである、メディスン・ホイールでいうところの、四方位と天上・地下を現しているのだそうです。


マウンテンライオン(ピューマ) 賢明さを現す(基本色は黄色)
ホワイト・ウルフ 新しい始まりを現す
アナグマ やる気を起こさせる力を持つ(基本色は赤)
西 クロクマ 自分を見つめる勇気を意味する
地下 モグラ 地中の神(基本色は黒)
天上 ワシ 広い視野を与えてくれる

ネイティブアメリカンの人々の感じ方、自然や大地と対話する能力、その素朴で深く、力強い言葉には、心動かされるものがありますね。


「ブリンギング・アニマル」のネーミングは法律によって保護されており、販売目的で類似品にこの名称を使用することは許されていないそうです。念のため、ご注意下さい。

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