ちょっと意外なお買い物 今回は、うちの石の中でも古参の水晶を登場させてみたいと思います。 最初は透明な水晶にばかり手にしていた私が、ごつくて無骨な水晶に興味を示し始めたころに買った、もしかしたら、最初のDTだったかもしれない石です。 そのころは水晶の産地についてほとんど興味がなかった上、パワーストーン・アクセサリーなどを売るお店で買ったので、ラベルも付いていませんが、おそらく中国産、石墨(グラファイト)を内包して灰色になった水晶です。 片一方は普通のポイントですが、もう一方は左上の写真のように、いくつものポイントに分かれていて、透明感はあまりなく、写真に写っていない側面にえぐれたような母岩との接触痕があります。 今の私が見れば、 「おお、シブくていいぞ」 なのですが、それまできれいな水晶しかなかったころの私にしてはかなり意外な買い物でした。 しかも、もうちょっと形も色もきれいなDTがあったのに、わざわざこの石を選んで買ったのですから、もしかしたら、この石が「変な石が好き」という今の私を発動させたのかもしれません(笑) 地味だけど 長さは10センチほどで、片手に握るのにちょうどいい大きさ。 ただのDTではなく、右側の写真でおわかりのように、二つのポイントがちょっとずれて一本になっているような感じです。 ただし、この写真はちょっとカッコよく写りすぎていて、実際は左下の写真くらいには透けます。 しかし、この石に対する私のイメージは右側の写真です。 表面はなめらかではなく色も鈍く、傷もあるのに、それが欠点ではなく、無骨な頼もしさに見える石。 いかにも変だ、不思議だと声高に主張するわけでもない寡黙な石。 それでいて、なかなか思うように写真に写ってくれなかった、ちょっと恥ずかしがり屋な一面もある石。 一時期ポケットの中が定位置だったのですが、時々、体温であたたまったよりも熱く感じてびっくりしたことがあります。 一説に自分に合う石というのは、ふれたときにぴりぴりしたり、さわやかな感じがしたり、あたたかく感じたりすることがあるそうですが、それならば、この石が私にあう石なのでしょうか。 ……なるほど。 (2005年2月8日、ブログ掲載) |
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