初めて聞いた 2004年12月の池袋ショーのロシアブースで見つけた石です。 「この石は何?」と身振り手振りで聞いてみたのですが、ちょうどくわしい人がいなくて、わからずじまい。 あとで、いつもお世話になっている方に「グラフィック・グラナイト」というのだと教えていただきました。 グラナイト? 初めて聞く名前です。 ……そうしたら、することはひとつ。さっそく調べてみました。 その結果は……ちょっと意外。花崗岩のことでした。 御影石と聞けば、ぐっと身近に感じますね。そう、御影石も花崗岩です。 「岩か……」 岩というと、結晶を作る鉱物よりもありふれて価値が低いような気がして、思わずつぶやいてしまったことを白状しておきます。 ムーンストーン+水晶 しかし、私の目を惹きつけたこの石は、ありふれているどころではありませんでした。 説明するならば、ムーンストーンの結晶の隙間にヘマタイトの赤が染み込み、なにやら茶色の鉱物がウズラの羽模様っぽく混じっています。 「美しい!」と即答するのはためらいますが、個性的な美しさです。 それもそのはず。グラフィック・グラナイトとは、日本語に訳せば「文象花崗岩」(もんしょう/ぶんしょうかこうがん)ということになります。 そして、茶色の部分は石英。つまり、石英と長石が混じり合ったもの。 もっとおなじみの言葉で言えば、スモーキー+ムーンストーンです。 (結晶の形をしていないので、水晶というのも変ですが) (2005年2月10日、ブログ掲載) |
←ビーズで見つけたグラフィック・グラナイト。「グラフィック・フェルドスパー」の名前も見かけましたが、ベージュ色の部分が長石(フェルドスパー)、そこに茶色の石英が混ざっているのだから、フェスドスパーだけではちょっと足りない。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||