インド産 フラワー・アメジスト

”紫水晶花”




 お花アメジスト

アメジスト・フラワー(フラワー・アメジスト)と呼ばれるアメジストがあります。
普通の水晶と違って結晶が寝そべるように、横になって放射状に成長し、まるで花のように見えるものです。

ブラジルの南部リオ・グランデ・ド・スル州産のものがよく知られていて、かつては「ブラジルの一部だけで産出する」と言われていましたが、最近では南インドからも産出することが知られています。

ということで、南インド産のアメジスト・フラワー。

 
内包物も魅力的

詳しい産地は南インドのタミル・ナードゥ州のカルール。
ブラジル産のアメジスト・フラワーは、色が淡いものが多いのに対し、南インド産は、色が濃く、ゲーサイトなどの内包物が見られるのが特徴です。
ブラジル産もインド産も同じ産地で採れたものならば、少々花に見えなくても「アメジスト・フラワー」と読んでいる場合がありますが、やはり明らかに「花」に見えるものだけを指して呼びたい。

その点、今回の写真の石は、堂々の合格!
ほぼ丸く放射状に結晶した紫水晶の花が二輪くっついています。
色も濃くて、部分的にはセプターになっており、



その部分にはゲーサイトが内包されていて黄色〜茶色見えています。
内包されたゲーサイトをよく見ると、これも放射状に結晶して、中には「ウニ」なものも!



ウニなゲーサイトは一つだけではなくて、小さな小さなウニがたくさん内包されています。

 
洪水玄武岩とフラワー・アメジストの関係は?

ブラジルとインド、遠く離れた土地で似た形状の水晶が産出するのは不思議ですが、両方の産地は玄武岩質であるという共通点があるのだそうです。
中でも洪水玄武岩と呼ばれるもので、珪酸分が少ないさらさらした溶岩が地中からあふれて固まってできた火山岩の一種だということなんですが……それが、なぜ、フラワー・アメジストと関係しているのかがまだ理解途中。
洪水玄武岩のあるところフラワー・アメジストありというならば、ロシアとか南アフリカも可能性があることになるんですが……。

2007年7月14日、ブログ掲載
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