アメリカ・ノースカロライナ産 ルチル付石英

魅惑の赤いレリーフ




ありがたき頂き物

2004年12月の池袋ショーで、私の手元にやってきた石です。いつもお世話になっているお店の方が
「あなた、写真を撮るでしょ」
と、ありがたくも下さったものです。
さしわたし12mmくらいの小さな石ですが、石英の表面に赤いルチルが格子状に結晶しています。

これは、マクロ魂をくすぐります!

ところが、ものが格子状の結晶だけに、わずかなピンぼけでも目立つこと目立つこと。
以前のハンディデジカメ+ルーペでは、モニター画面が小さすぎてピントの合い具合がわからず、ピンぼけ写真の山を築いていましたが、このたび新デジカメ+マクロコンバージョンレンズで再トライ!
がんばってみました!

ルチルの魅力再発見

ルチルは、水晶の中で金色や銀色に輝いていたりしますが、和名の「金紅石」の名の通り、ぱっと見黒っぽい銀色(ガンメタル)であるものの、光に透かすと濃い赤なのです。
なのに、なぜ、水晶の中のルチルは金色だったり銀色だったりするでしょうね。
(水晶のインクルージョンでは、ルチルと言われていても実際は他の鉱物の場合もあります)

さて、この石、ノースカロライナ産であることは聞いていたのですが、ラベルをもらいそこね、ブログに登場させることができずにいました。
そこでこのたびショーの会場でお願いしてラベルを書いていただきました。
なんと、お店のオーナーご夫妻が自ら採取されたものだそうです。
今回と同じ写真をプリントアウトして差し上げたところ、とても喜んでいただきました。
いつも、ミネラルショーでは最大の収穫があるのはこのお店。
今度のショーでも駆けつけますとも!

(2005年6月8日、ブログ掲載)

写真および文章の無断転載・転用はご遠慮下さい。推測・個人的意見が混じっています。




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