ブルガリア産 アメシスト

これも「花」




ヨーロッパの水晶

ブルガリア産のアメシストです。
水晶の他にスファレライト(閃亜鉛鉱)や、パイライト(黄鉄鉱)もついてます。

白い母岩の上に、ちょっところんとしたドングリっぽいシルエットのアメシストが群れているさまは、まるで花のよう。
「フラワー・アメシスト」とは形が違いますが、これも一種の「フラワー」です。

今や日本に居ながらにして世界各国の石に出会えますが、意外にヨーロッパの水晶には縁がありません。
しかし、よく注意してみるとイタリアの黒水晶、スペインの赤水晶に青水晶、ギリシャの緑水晶、そして、アルプスの凛とした水晶達……と、かなりの個性派ぞろい。
出会いの機会は大切にしなければなりません。

今日の石は、そんな幸運な出会いによって我が家にやってきました。
最初に我が家にやってきたブルガリア産のアメシストが、けっこうワイルドだったので、そのイメージが強かったのですが、どうやらかの産地のアメシストは、淡い色合いで、可憐なイメージの石が多いようです。

こんな石には、今日のような台風一過の真夏の陽射しではなく、薄曇りの柔らかな光がぴったり。
写真を撮るとなると、まず空をにらみ、光に合わせた石をひっぱりだしています。


(2005年7月27日、ブログ掲載)
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