クリアでずんぐり型 めずらしくクローライト入りではないガネーシュ・ヒマール産ヒマラヤ水晶です。 考えてみると、このような「ころりん」としたタイプのヒマラヤ水晶には、クローライトがほとんど入っていません。 一部が磨りガラスのようになっていますが、内部の透明感は抜群! わずかに砂のようなものが内包されてガーデン・クォーツのようになっており、それすらも白く輝いて見える美しさ。 おまけに、クラック……というのでしょうか、とにかく、別の鉱物が入り込んでいるわけではなさそうなのですが、中心部のあたりに絹糸のように細い筋が無数に垂直に立ち上っていて、その部分が光を捉えて輝くのです。 さらに、底部も母岩から割れて分離したのではなく、ちゃんと結晶している完成品。 全長5センチの中に、涼しい魅力をいっぱいに詰め込んでいます。 ところが……最近、このタイプのヒマラヤ水晶をあまり見かけなくなったような気がします。 代わりにすらりとしたタイプとか、ルチル入りのものが多いような。 このちょっとおむすびを思わせる安定のいい形、大好きなんですけれど……。 (2005年8月12日、ブログ掲載) |
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