マダガスカル産 角閃石入りレッド・クォーツ

残暑な石
(漫画付)




ありがたき頂き物

マダガスカルのレッド・クォーツです。
なんといただきものです。ありがたや、ありがたや……。

レッド・クォーツというと、酸化鉄(ヘマタイト)にコーティングされているか、中に内包しているか……ですが、この水晶の場合は、ヘマタイトを内包し、さらに酸化して赤くなった角閃石を含んでいます。
オレンジかかった赤い石を光に透かした色合いは、
残暑真っ盛りの夕焼け色!

ところで、この石には不思議な部分があります。
それは内包された角閃石が、水晶の結晶表面から内部に向かって生えているように見えること。
水晶というのは、ファントム・クォーツを見るとわかるように、小さな結晶から徐々に大きくなっていくのだと考えられています。

一度成長が止まった水晶の結晶表面から外側に向かって角閃石が結晶し、再び成長をはじめた水晶に内包されてしまったというならばともかく、水晶の表面から
内部に向かって生えるように内包されるというのは、一般に言われている水晶の成長過程からすると、とうてい説明がつきません。

ルチルなどでは、最初にルチルの針状結晶が縦横無尽にかさなっているところへ水晶がルチルを取り込みつつ結晶し、後に水晶の結晶に取り込まれなかった部分が欠けたか溶けたかしてなくなってしまった……という説があります。

角閃石も、同じように最初に結晶していて、水晶に取り込まれなかった部分がなくなってしまったのだとしても、ちょっと生え方がおかしいのです。
写真ではなかなか写せないので漫画でどうぞ。













この点については、研究者の間でもこれといった説明がついていないようです。

石好きさんにはおなじみの水晶にも、まだまだ不思議がいっぱいです。


(2005年8月21日、ブログ掲載)
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