水晶の中の黒い星 マダガスカル産のホランド鉱入り水晶です。 「星入り水晶」なんて、ロマンティックな名前で呼ばれることもあります。 スター・ルチル入りと説明されていることもありますが、もちろん、ルチルとは全く別物です。 マダガスカル以外で、ホランド鉱入りというのを聞いたことがないので、さすがマダガスカルなレア水晶……ということになるんでしょうね。 ホランド鉱入りの水晶は、半ば白濁しているものが多く、表面も磨りガラスのように曇っていたりします。水晶の形態は、キャンドル。クォーツタイプで、鉄分の被膜がこびりついている物もあります。 ホランド鉱は、星入り水晶の名前通り、星のような放射状の形で、よく見ると、ファントム状に入っています。 たくさん入っているものだと、黒いホランド鉱の星が、ファントムを形作っていたりします。 それにしても……普通に見かけるホランド鉱入りは、こんな感じでしょう。 ふっさふさ それに比べて、最初の写真のホランド鉱の太く逞しいこと! 水晶事態が小型なので、割合として大きく見えていることも確かですが、そんなことはほとんど影響しないほど、見るからに、圧倒的に、黒々ふさふさしています。 遠目で見てもばっちりです。 そんな黒々ホランド鉱が入っているのがかわいくて、思わず3つもチョイス。 三兄弟で並べてみました。 これは、分離結晶ですけれど、クラスターの状態で黒々ふさふさ内包されていたら……。 さすが、マダガスカル〜。 「石の中に咲く黒い花」……という美しい感想をいただきました。 そういうことでホランド鉱の部分をアップに。いかがでしょ? 2006年3月22日、ブログ掲載 |
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